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手帳案企画で地域の魅力を再発見する取組みについて。愛知県立一宮商業高等学校×伊藤手帳

愛知県立一宮商業高等学校との取組みは今年で2年目を迎えます。

今年は情報処理科3年生19名が9チームにわかれ「地域企業と連携した商品開発の実践」に参加しています。

テーマは「一宮市を元気にする手帳」。

【なぜ一宮市を元気にする手帳というテーマなのか】

伊藤手帳が理想とする産学連携プログラムの1つとして「地域社会への貢献を目指す」があります。また一宮商業高等学校は約83%が一宮市ならびに近隣から通学している事に加え、同校では観光・スポーツ・フード・まちづくり・地場産業という5つの領域を一宮市の課題として捉え、それらを解決させるビジネスプランを考える学習を実践しています。

このような背景から一宮市に役立つ取組みはできないかと模索しておりました。

調べていくうちに、愛知県一宮市は令和2年度~6年度において、第2期一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略に取り組んでおり、その中には5つの基本目標とその内容を象徴するキーワードが設けられていることがわかりました。

伊藤手帳と一宮商業高等学校は、5つの基本目標の中の一つである以下へ着目しました。

基本目標3.【魅力】

「一宮らしさをアピールし、ひとが集まる魅力あるまち」をつくる*1

これを手帳で実現することはできないか。高校生が考えるとどうなるのか。というところで一宮商業高等学校と討議を重ね「一宮市を元気にする手帳」というテーマが生まれました。

本プログラムを通し、参加する生徒が一宮市の魅力について調べる・考える場となる事を願っています。

*1 愛知県一宮市役所ホームページ 一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略より引用

なお、本取組みの初回は8月23日(水)に愛知県立一宮商業高等学校生が当社の小牧工場を見学し、手帳がどのような工程で作られているか学びました。弊社代表取締役社長伊藤への質問も活発に行われ、Z世代の高校生の企画立案に対する興味の深さが伺えました。9月1日は当社広報担当神谷が一宮商業高校へ訪問し商品開発と販売戦略に関する講義を行いました。

2023年10月26日伊藤手帳株式会社発表プレスリリース

実質的に9月から手帳のコンセプトや仕様を決めていきます。秋は生徒さんにとって行事も多く、多忙な中、皆さん一生懸命調べ、考え、企画書を作りました。

1回目の提出後、伊藤手帳から「ここはこのようにした方がよい」とアドバイスを行います。アドバイスを受けたチームは更に考え、企画書をブラッシュアップさせ、プレゼン選考会に挑みます。


発表前の緊張した雰囲気
皆が見守る中プレゼン選考会が始まります。
プロトタイプを持参し社長へアピールのチームも!

9チームの発表が終わった後、いよいよ審査です。
審査基準は、一宮の良さがわかりやすく伝えられているかがポイントです。


最優秀賞は チーム「ドリー」が考案した
イベント×モーニング「イベモニ」 eventのeは一宮のiに

愛知県一宮市はモーニング発祥の地と言われています。
モーニングに関するアンケートデータもプレゼン内で発表されていました。それが中々斬新な切り口ですので改めてご案内できればと考えています。

完成品発表は1月。一宮商業高等学校で行います。

優勝を逃したチームの案もすごく良かったことをお伝えします。


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