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CHANEL 2024SS プレタポルテを考察してみる : 「自由と動きへの讃歌」を表現

Hello! エシカルファッションを志し、
現在は主に日本で織・加工されたリネン生地を使用して服や小物を製作しているitoa.n.のイトアです

本日は
気になったファッションショーから1つをpick up !

今回はパリコレクションで10/3(現地時間)に行われたCHANEL2024SS プレタポルテを考察していきます


CHANEL2024SSコレクションは「自由と動きへの讃歌」を表現

クリエイティブディレクターのヴィルジニー ヴィアールが今季コンセプトにしたのは「自由と動きへの讃歌」

南フランスにあるモダニズム様式の邸宅からの表情豊かな景色と自由なムードとアーティステックな雰囲気をコレクションに落とし込んだということです

シャネルのシグネチャーでもあるツイード生地を使用した前がV字の深い切り込みのゆったりとしたワンピースからスタートし、華やかで開放的なムード漂うスタイリングが続きました

大判な花柄があったかと思えばブラックカラーの軽やかなシフォン素材のスタイリングが続き、今度は少し前半よりはやわらかい色彩の花柄のスタイリングになり、ショーは幕を閉じます


考察:「女性への讃歌・人生への讃歌」?
ツイード使いはさすがの”シャネル”

とくに前情報を入れずにショー動画を見てみました

そのときに思ったことは「人生への讃歌。。?」という感想でした

シャネルらしい華やかなカラーのツイードから始まり、大柄でこれまた華やかな花柄が登場
よくみると背景にも大きくいくつもの花が映し出されています

そこから、軽やかで可愛らしい、または少しセクシーなシフォン素材のデザインが続けて登場しますが、それらはすべてブラックカラー

その後、また華やかさを取り戻しますが、先ほどの花柄とは違って少し落ち着きを感じるデザインになり、幕を閉じました

その一連の流れから、女性への讃歌・人生への讃歌、のようなものを感じたのです

あらためて、クリエイティブディレクターのヴィルジニー ヴィアールがコンセプトとした「自由と動きへの讃歌」というコトバを聞いて、「なるほど」と思いました

ツイードという重さを感じる生地でありながら軽やかさを感じるゆったりとしたワンピースやポンチョ、大きく開いた服の合間に揺れるロングパールのネックレス、ブラックカラーながら軽やかに身を包み込むシフォン

どれも軽やかで自由で開放的です

お花の背景と合わさってバカンスやお花畑に来たかのような、吹き抜けるやわらかな風を感じるような、そんなコレクションでした


9/26~10/3 2024SSパリコレクション 閉幕

10/3に行われたシャネルのショーですが、この日を最終に無事閉幕しました
来週からは各都市で開催された2024SSコレクションの中から1つづつpick upして考察していきたいと思います!


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