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めがね書林とは

 今回は、めがね書林について。
 めがね書林とは何か。
 私の本だけを販売をしているネット書店である。

 私は、本を4冊出している。「スズキ」、「アナログガール」、「よろこびのなかにもかなしみが準備されている Grief is ready in glee」、「極北」の4冊である(いずれも櫻門書房)。アマゾンで取り扱っている。
 それ以外にも、じつは、私は、本をつくっている。たとえば過去、文学フリマに参加するに当たって、手作りの本(コピー本)をつくって、販売した。
 手作り本(コピー本)とは、文字通り、自宅のPCで本文、表紙、奥付、すべてを自分で作り、プリントアウト。それをコンビニで複数冊、コピー(表紙はカラーコピー)したものである。
 また、私家版「私は、DJ、じゃない。」もある。 
 それらの本を、入手したいという連絡がたまに、きたりする。そのときは、そのときで、個別に対応している。

 なぜそうなるかというと、アマゾンで取り扱ってもらう条件として、ISBN(国際標準図書番号)が必要なのである。
 上記4冊以外には、それがない。

 そこで、私が思いついたのは、上記4冊を含めて販売する書店をつくることだった。
 古書店を始めるには古物商免許の習得が必要だが、新刊書店には、それがない。とはいっても、実際には、本を流通させるために取次との契約が必要になるが、私が考えている書店は、自分の本しか扱わない。
 自分の本だけを販売するネット書店をつくる。それならば、手作り本が、新刊も含めて、比較的容易に出せるのではないか。
 ネットでいろいろ調べてみた結果、BASEというネットショップ作成サイトがよさそうに感じた。
 私は仕事を持っているので、ネットショップの運営はできない。それは、妻に任せている。おそらく、それほど売れるわけではないのだ。せいぜい月に数冊程度だろう。いや、数冊売れればいいほうかもしれない。
 アマゾンだって、私の本が売れるのは、月に数冊である。
 店名は妻がつけた。めがね好きだから「めがね書林」と。
 インスタグラムとTwitter で、アカウントを取り、広報活動をしている。
 めがね書林の投稿は、妻がしている。
 めがね書林で注文を受けた場合は、おまけとして、自分たちで手作りしたしおりを添付している。
 個人で運営しているのだ。それくらいの特典は、つけたいと思う。

 特典の種類については、今後も、いろいろと考えていきたい。

 めがね書林を開設して三か月。いまのところ、新刊がない。
 noteでは、新作短編小説を書いている。できがいいと思った作品は、手作り本にするか、印刷して、ちゃんとした本にするか。

 目下、考えている最中である。



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