飢餓の村で考えたこと 37.38
貧困の悪循環
私がポイラ村にいた頃(1976~77)はどの家庭も子供が大勢いた。どこに行っても湧き出てくるように小さな子供たちが大勢出てくる。ポイラ村は「貧しさの悪循環」の典型のような村だったと言える。
貧しいために子供がよく死ぬ。だから将来の子孫を残すためや親の面倒を看てくれる子供を残すために無計画に子供をたくさんつくる。親は学校に行ってないので将来の家族計画を考えておらず、子供が増えていく。
子供が増えるとますます貧困に陥る。貧困だから子供を学校にやることができない