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保育士が思うこと。ハイハイをたくさんしよう

保育士が思うこと
ハイハイの重要性です。

保育園でハイハイは重要と考えています。

私も0歳児保育をしていた時、ハイハイを意識して保育にあたってました。
ハイハイが十分されてないお子さんは転んでしまった時、手が出ず顔から地面についてしまいます。
そのため顔にケガをしてしまうことがあります。


ハイハイはいい事だらけ

脳に刺激を与え運動機能が高まる。
手足からの感覚が脳を発達させます。
体の使い方がうまく出来るようになる。

お子さんの中にはハイハイより立っちをしてしまう子もたくさんいらっしゃいます。
立っちできたからと言って無理に立っちさせないようにしましょう。
そこで保育園でもしているハイハイあそびについても紹介したいと思います。


まず発達過程は

3−4ヶ月ごろ 首座り
4−6ヶ月ごろ 寝返り
7−9ヶ月ごろ ハイハイ
10−12ヶ月 タッチ つかまり立ち 

個人差があり目安です

発達過程を見てしまうと
「ここまでにできるようにならなくては」と思われる方もいらっしゃると思いますが。
心配ご無用。
発達過程を飛び越えてしまっている方が、危険が多いですよ。
そのためにもいろんな体の基礎となる動きが多いハイハイをしましょう。

ハイハイを遊びに取り入れてみよう

保育園でよくやっているハイハイ遊び

トンネルくぐり
①スズランテープでトンネル
スズランテープを何枚も垂らして、のれんのようにしたものを作ります。
そののれんをくぐってハイハイします。
②市販の丸いトンネル
IKEAやおもちゃ屋さんで売ってるトンネル。
③フラフープやダンボールトンネル
フラフープやダンボールの中をくぐりハイハイをする。
最初は怖がる子もいたり不思議そうに触る子もいますし、初めから怖がらずスイスイはいはいで入っていく子もいます。
最初のリアクションも楽しみですね。慣れると何度も何度も潜ってハイハイ運動にはもってこいです。

段差をハイハイ
どんな段差でも上り下りするのは、いいハイハイの運動になりますよ。
例えばソファ。マットや布団を三つ折りにしたものでも。

感触遊びハイハイ
①布団圧縮袋に風船を何個か入れてその上をハイハイ。
②プチプチの梱包材の上をハイハイ。
不思議な感覚にハイハイも面白くなります。

興味あるものを追いかける
ボールやペットボトルに水を入れたものを転がすとなんだろ?と思って追って行きます。
追いかけて行って自分でも転がしてまた追いかけてと繰り返して遊ぶ姿もありますよ。

また、おもちゃやアイテムがなくても
大人が一緒にハイハイするだけでOK!
子どもは面白がって一緒にハイハイ。
待て待てと追いかけると、笑いながらハイハイで逃げていきますよ。
捕まえたーとぎゅっとハグすればスキンシップもとれ、とってもいいですね。

自発性を引き出したハイハイ

日頃のごはんの時や外に行く時に声をかけます。
あっ!外行きたい!ごはん食べたい!と思ったら
玄関までや椅子まで、
自らハイハイしていきます。
この時大事なのが待つことですね!
自分の意欲でハイハイをすすんでやれますよ。
またハイハイし回れるくらいの空間も作ってあげるといいですね。

今回はハイハイについて話してみました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。


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