見出し画像

2023年上半期の読んでよかった本

同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬

戦争の悲惨さを改めて感じる一冊でした。知識不足で読むのに少し苦労しましたが、読んでよかったなと思います。
戦争を題材にした小説は国語の授業でいくつか習ったので、勝手に読んだ気になっていたけれどもう少し読むようにしなければいけないなと少し反省しました。


無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記 山本文緒

山本文緒さんのすい臓がんがわかってからの闘病日記。
自分が死ぬのは周りの人がなくなるのを見守った後だと考えていたという話が印象的でした。
私もまったく同じことを思っています。
でも人って死ぬんだよな。死ぬ前日まで、自分がやりたいことがなんでもできる体力があるわけではないんだよなとあたりまえのことに気づかされた一冊でした。


おめかしの引力 川上未映子

川上さんの着ている洋服はいつもかわいいなと思っていたので、好きなブランドや服のこだわりなど読んでいて結構楽しかった一冊。
私は持っている服の枚数が少なめで、靴にいたってはスニーカーとパンプスをそれぞれ一足ずつしか持っていないのですが、おめかしをもっと楽しみたくなっています。


のっけから失礼します 三浦しをん


エッセイ集です。とにかく面白いすぎて外出先で読むときはマスク必須でした。
個人的に好きだったのはEXILEのライブの話とテラス席の話。
起こった出来事も面白いのですが、三浦さんの妄想が私は好きでした。
内容が細かいし、やかましい(いい意味で)。



以上4冊でした。
エッセイが多めになりました。今年は英語多読に少し力を入れているのでいつもよりも読んだ本は少なめです。
下半期も面白い本がたくさん読めたらいいなと思います。
読んでくださり、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?