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英語多読初心者が『Charlie and the Chocolate Factory』(チョコレート工場の秘密)を読んで学んだこと

初心者でも読みやすいとよく紹介されている本書を読んでみました。
ちなみにこれです。

いつか読んでみたいと思っていた一冊で今の自分の英語力を測るためにチャレンジしてみました。はっきり言って初心者向けではないと思います。

ちなみにTOEIC400点くらいのレベルらしいです。

感想

日本語版は読んだことがなかったのですが、過去に映画を見たこともあったため、おおまかな話の流れにはついていけました。部分的に理解できる箇所があり、それらを繋げていきながら読んだ感じです。
毎度このくらいのレベルの本を読むのはさすがにしんどいですが、興味がある本であれば試しに読んでみるようにしたいなぁと思いました。

学んだこと


さて、ここからが本題です。本書を読んで学んだのは

・本には賞味期限がある
・途中で迷子になっても読み進めたほうがいい
・あらかじめ日本語であらすじを確認するとよい
の3つです。

本には賞味期限がある


一冊の本に長い時間をかけているとモチベーションはどんどん下がります。
この本は休日に読み始めて一日でおよそ半分を読んだのですが、平日はなかなか時間が取れず、結局1週間弱かけて読み終えました。

最初は楽しく読んでいたのですが、最後はほぼ意地になっていましたね(汗)

一冊の本がおいしく感じられる時間は3日間くらいだなと感じます。
それ以上になると早く読み終えなきゃという焦りに変わっていきます。

その本のYL(読みやすさレベル)も重要なのですが、今の自分がどのくらいのスピードで英文を読むことができるのかも含めて選書する必要があります。
本書のような読み切るまでに時間がかかる作品は、連休中など読書時間が多く確保できる時期に読むなど、どの時期にどのくらいの分量の本を選ぶかが大事だと思いました。

途中で迷子になっても読み進めたほうがいい


読んでいる途中で「あれ?どういうこと?」となることが度々ありました。しかし、後ろに戻って読み返すことはありません。

どこかでまた理解できる場面が出てくるので、なんとなく物語の流れ自体は見失うことなく読み進めることができるのです。

また、時には思い切り読み飛ばすこともしていました。
本書の場合は途中で出てくる詩の部分です。

最初は一語一語読んでいたのですがさっぱりわからないし、わからないなら読み続けても意味がないなと思い以降は詩のパートが出てきたら速攻でページをめくっていました。


あらかじめ日本語であらすじを確認するとよい

ストーリーを最後まで追うことができた理由には読む前にストーリーを日本語で確認しておいたことがあると思います。

今までも日本からのレビューを読んで選書することが多かったのですが、今の自分の実力に対して難易度が高いかも?と思った作品に関してはいっそネタバレを読んでもいいかもしれないなと思いました。

例えばミステリの場合だと犯人はわかっても、どうしてその結論に至ったのかという過程の部分がふわっとしてしまうことがあります。

多読では100%理解する必要はないというルールがあるとはいえ、ジャンルによっては読む前にあるいは読んだあとにその内容について日本語で確認したほうがより楽しめるかもしれません。


この作品を読むのは正直まだ早かったなと思いました。しかし、色々学んだことが多かったり、今まで慎重に本選びをしていたために「まだ無理かもな…」と思っていた本を読んでみようかなと思えるようになったりとこれから多読を続けていくことのモチベーションアップができた非常にいい経験になりました。

年内に100万語達成を目指してこれからもたくさん読んでいきたいです!

読んでくださりありがとうございます。




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