いとのこ

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最近の記事

noteをほぼ一年更新してみた

noteを毎日更新してほぼ一年が経った。 「ほぼ」というのは「もうすぐ一年」という意味ではない。 365 回目の投稿自体は何日か前に完了している。 ただ、以前海外に行った時に現地時間で眠い目をこすりなが23時過ぎにその日のnoteをアップしたところ、日本時間では24時を過ぎてしまっていたため連続投稿が途切れてしまっていたからだ。 正直、もうそのタイミングで投稿をやめてしまおうかと思った。なんかイライラしたし、裏切られたような気もしたし、すごくがっかりしたからだ。 そ

    • スーツケースとベビーカー

      80リットル程度あるスーツケースを持って電車に乗らなければならないことが時々ある。 海外旅行が趣味の人とか、長期出張に頻繁に行く人はよくあることなのかもしれないが、普段膝の上に乗せれる程度の荷物くらいまでしか持たない人間としては、これほどの大きさのものを持って電車に乗るというのは新鮮な驚きがある。 普段は荷物が多い時はバックパックなので、それと比較するとどんなに重い荷物を入れていても軽く押して移動できるのですごく楽だ。ただ、駅では基本エレベーター移動となるため、今階段をダ

      • 疎外感と仲間意識

        何年かぶりに知人二人に会った。 彼らと僕が会うのは何年かぶりだが、彼ら二人は近くに住んでいることもあり結構よく会っているようだ。 懐かしいと思う一方で、妙に疎外感を感じる時も結構あった。 二人が結構よく会っていることや、住んでいる場所や境遇が似ていることがあるからなのだろう。彼らの話す内容や使う言葉が、ここ最近自分が日常生活や仕事で話す内容や言葉と違っていると感じた。 別に彼らが僕を仲間はずれにしようとしているわけでも、内輪ネタで盛り上がろうとしてるわけでもないのだが

        • 美味しいものが食べたいと思うけど

          仕事が遅くまでかかったときは帰りにふと「美味しいものが食べたい」と思うことが多い。 美味しいものとはなんだろうか。 毎回のように「美味しいものが食べたい」と思いながら帰るのに、結局遅くまでやっているスーパーやコンビニで適当なものを買って済ませてしまう。 もしその時間になんでも食べることができるのだとしたら、一体何を食べるのだろうか。 結局明確な答えは出ていないのだろうと思う。 「何か面白いことがないかな」とつぶやく人がいる。 別につまらない人生や不幸な人生を生きて

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          相手のことを決めつける気持ち

          自分が思っている自分や、こう思われたい自分と、他人が思っている自分が一致しているという人は珍しいだろう。 誰もが「本当の自分はそうじゃないのにな」とか「この人わかってないな」と感じることはあると思う。 では何を持ってそのように他人が自分を判断したのかというと、案外些細なことだったりする。 メモを取りながら人の話を聞いていたら「真面目な人」、飲み会の席であまり話をしなかったら「おとなしい人」、大きな声で笑っていたら「陽気な人」。 そんな感じでみんな些細なことで人を判断し

          相手のことを決めつける気持ち

          コミュニケーション能力に必要なもの

          コミュニケーション能力というものについて考える。 多くに人は、知らない人や友達じゃない人とでも気軽に話をできるような人をコミュニケーション能力が高いと考えていると思う。 もちろんそれもコミュニケーション能力の一端なのだろう。 でも企業で求められているようなコミュニケーション能力は少し違うのではないかと思う。 企業で求められるコミュニケーション能力は、聞かれたことや求められていることを的確に応えられるかどうか、なのではないかと思う。 例えば新人が初めて一人で出張に行っ

          コミュニケーション能力に必要なもの

          世界をフラットに見ているわけではない

          海外旅行に行き少し大きな街に行くと所々に日本のチェーン店を目にすることがある。 見覚えのある看板のデザインだからなのか、それとも読める文字が書かれているからなのか、周りに山ほどお店はあるのに、その店だけが目に入ってくることがある。 別にその店のことが好きで日本にいるときは毎週のように行っていたわけでもないし、場合によっては日本では一度も利用したことのない。そんな店でもなぜか不思議と気がついてしまう。 好きだとか嫌いだとかに関係なく、知っている、認識しているというだけで存

          世界をフラットに見ているわけではない

          長期出張で生活を見直す

          体調を崩したりするため、出張自体が好きでは無いと言う人もいるが、僕は長期の出張が割と好きだ。 特にビジネスホテルなどのスッキリした感じが好きなのだと思う。 久しぶりに家に帰ると、家がゴチャゴチャして見える。 出張中はスーツケース1つで済んでいるものが、家に帰るとクローゼット1つでも収まりきっていない。 読まずに積んでいる本や、着ないのに取ってある服など、最低限必要なものを確認し直すのに良い機会だと思う。 モノを所有することが悪いことでは無いが、そこにばかり気を取られ

          長期出張で生活を見直す

          頼りないリーダーが成功した理由

          昨日書いたnoteの中で、所属していた部署がなくなって異動した先で製品開発のリーダーをやることになり、知識も経験もないのにそれでも成功できた人について書いた。 リーダーとしては頼りなさそうで、「どうしよう、なんとかしないと」と言っていた彼がなんで急遽抜擢されたリーダー職をやることができたのかと考えてみると、「なんとかする」でも「なんとかなる」でもなく、「なんとかしないと」と考えていたのがよかったのではないかと思えてきた。 困難な状況や難しい課題を「なんとかする」という気持

          頼りないリーダーが成功した理由

          上手い人をキャプテンにすることの弊害

          以前、製品開発のリーダーをやっている人と話をする機会があった。 その人はそれまで所属していた部署が事業整理でなくなってしまい、全く経験のない部署に新たに配属になったのだが、年齢的に中堅ということもあり、異動すると同時に製品開発のリーダーを任せられていた。 知識も経験もなく、心配性のように「どうしよう」「なんとかしないと」と言っているその人に対して、チームのメンバーは当初頼りなさを感じていたようだ。 だが、結果としてはその製品開発は上手くいき、彼はその後もリーダーとして活

          上手い人をキャプテンにすることの弊害

          マイナスの仕事の話とプラスの仕事の話

          先日知人と一緒に夕食をとる機会があった。 夕食後にお酒を飲みながら色々なことを話したのが、知人がふと「会うといつも仕事の話をしているな」と言ってきて、なんだか疑問が湧いてきた。 というのも僕は新入社員のころ同期たちが飲み会の席で仕事の話をするのが好きではなかったからだ。 自分の心境が何か変化したのだろうかと考えていると、これは心境が変化したというよりも、同じ「仕事の話」というくくりでも内容が全然違うのだなということに気づいた。 新入社員の頃の同期たちがしていたのは、自

          マイナスの仕事の話とプラスの仕事の話

          エアコンの温度設定攻防

          ある部屋でエアコン温度設定の国防が起きている。 といっても口論や議論になっているわけではなく、いつの間にかに誰かが設定温度を下げたり、いつの間にかに誰かが設定温度を上げたりといった静かな攻防だ。 部屋が暑いとおもった人が設定温度を下げる。その際すぐに部屋が冷えて欲しいためなのか、設定温度を過剰に下げる。 しばらくして部屋が冷えてくると、寒いと感じた人が設定温度を上げる。すぐに部屋が暖まるように過剰に温度を高くしたり、設定温度が低くなり過ぎているのにイライラして設定温度を

          エアコンの温度設定攻防

          運が良いと思うためには

          何かの本だったと思うが、成功している人の多くは自分のことを運が良い人間だと思っているそうだ。 運が良いと思うのは性格的には要因もあると思う。どちらかと言えばポジティブで自分に身に起こった「良かったこと」に目を向けている人は、ネガティブで自分の身に起こった「悪かったこと」に目を向けている人よりも、自分のことを運が良い人間だと思うことは多いだろうと思う。 それと性格以外にも、自分がやれることをやりきっているかどうかという事も大事だと思う。やれることをやりきって、あとはもう神に

          運が良いと思うためには

          当然好きだと思われていること

          コーヒーを良く飲む。だいたい1日2杯以上は飲んでいると思う。 では「コーヒーが好きなんですか」と聞かれると回答に迷ってしまう。 嫌いではないので毎日飲んでいるのだが、では好きなのかと言われると、自分でもどうなのだろうかと思ってしまう。 「紅茶にしますか?コーヒーにしますか?」と聞かれたらコーヒーを選ぶくらいには好きなのだが、かといって入れ方や豆にこだわっているわけでもないし、どこかに贔屓にしている店があるわけでもない。 だから自分のなかでは胸を張って「好きです」といえ

          当然好きだと思われていること

          眠くなった時にする仕事

          午前中のひと段落ついた時とか、昼食後に少し時間が経った時とか、仕事中に眠くなるということはよくあると思う。 僕自身も集中しようと思ってはいるものの、いつの間にかにウトウトしてしまっていることもある。特に午後の資料などを読んでいるときはかなり眠くなってくる。 そんな管理職をしている話を知り合にしてみたところ、その人は「眠くなった時用の仕事」を用意していると言ってきた。 眠くなった時用の仕事がどういうものかというと、例えば違う階の人の所に行って話をしに行くとか、別の建物に書

          眠くなった時にする仕事

          不得意分野をやらせることの損失

          あるエンジニアの知り合いが海外出張をしたくないと言っていた。 その人は英語があまり得意ではないの、それが理由なのかと思っていたのだが、詳しく聞くとどうやら違うようだった。 英語はあまり得意ではないが、それ自体はそこまで問題ではないそうだ。仕事上の話であれば技術用語で事足りるし、なによりも彼が優秀なこともあり、相手が英語力ではなく技術力に期待した対応をしてくれるからだそうだ。 そのため、少し英語が変だったりしてもそんなことは関係なく仕事ができるらしい。 では、なんで海外

          不得意分野をやらせることの損失