【受験の傷を癒す】
今回は「受験の心理学」について書きます。
今の悩みや不安、人間関係の問題は実は「受験」での傷ついた体験が関係していることがあります。
もう受験に縛られず、手放して生きる方法について🕊
・受験が辛かった
・受験で嫌な思いをした
・傷ついた自分を癒したい
・頭の悪い人は価値がないと思っていた
という人におすすめのnoteです。
《目次》
■こんな体験はありましたか?
■教育虐待とは?
■受験の傷
■傷ついた自分を癒す
■こんな体験はありましたか?
成績が上がらない時
親から「誰が塾代を出していると思っているんだ」「家庭教師は高かったのに、お金をドブに捨てた」などと言われた。
受験に失敗した時
まるで自分が家にいないかのように、自分への関心を親が失った。
成績の悪い兄弟に対して
「あいつは生きてる意味がない」と親が言っていたのを聞いた。
成績の良い自分はなんでも買ってもらえた。
👉これらは、親と子の間に本来引かれる「境界線」がない状態です。
親からの強烈で生々しい感情が、子どもに全てのしかかった状態なのです。
■教育虐待とは?
日本において高校への進学率は97%に達しています。
学歴をつけて一生安泰な生活を保障してあげたいという親もいるかもしれません。
教育虐待とは
「子どもの人権を無視するような行きすぎた教育」という意味で使われています。
例えば……
小学1年生から六年間塾通いをし、最後の3ヶ月は親に毎朝5時に起こされ、付きっきりで受験校の過去問を解かされる。
極限を超えた勉強をした後、限界がきてしまう方、成績が思うように上がらない方もいます。
👉怠けているのではなく、溺れかけているというだけかもしれません。
■受験の傷
大半の人が、第一志望の学校に落ちてしまうことでショックを受けます。
何事もそうですが、一生懸命努力してうまくいなかったら傷つくことはあるでしょう。
就活、恋愛、運動会の徒競走と同じで受験も人生で何度も繰り返されるありふれた「競争」の一つにすぎません。
しかし、受験の傷つきは負けたことではなくて参加したことで生じたものもあります。
それは共通する
『頭の悪い人には価値がない』という考えが原因になっていることが多いです。
・子ども時代に頭が悪いので価値がないという価値を持ち、自分を責めている人
・自分が頭の悪い人になることをいつも恐れている人
どちらも心から傷ついていますが、その考えを植え付けた人が悪いと一概に言えません。
なぜなら、植え付けた人も受験によってや「頭の悪い人」という考えによって傷ついている場合が多いからです。
■傷ついた自分を癒す
世の中は「勉強ができること=頭の良さ」として学歴がきわめて重視されているように見えます。
しかし、本当は社会は多様です。
奇抜さ、美しさ、センスの良さ、運動能力の高さなど様々な価値観、生き方、幸福の形があります。
勉強が出来る、出来ないという定規以外にも様々な価値があります。
一つの定規以外を見れるようになることが傷つきからの回復になります。
勉強がとても出来ることが、将来的に自分のためになるのか?
それは生かし方次第で誰にもわかりません。
万人に共通する正解は存在せず、答えを「自分で選択していく」しかないのです。
👉正解を教えてくれる誰かを探すのではなく、話を聞いてくれる誰かと話すこと。
👉その中で視野を広げること、自分が何を考え感じているのかを掴んでいくこと。
それが答えを探す際に重要で、自分を癒すために必要なことだと思います。
成績が全て、学歴が全てという時代が終わりつつあります。
新しい時代に自分の思う幸せとは何か?を考えて、自分の道を切り開けるだけの知恵をつけることが大切になってくるのかもしれません。
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