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「私らしさ」のこと

どの時代の自分も、「自分らしい私」だったはず。
その時、その時で、「自分」だったのだから、
「自分らしくない」にしてしまったら、
その時、その時の「自分」を否定することになる。

どんな時でも、あんな私も、あんな私も、「私」だった。

今、ここにいる自分も、「私」。

それは、確かにそう。

なのだけれど、「私らしい」という真の意味は、
それとはちょっと角度が違う。


ito therapyで見つけにいく「新しい自分」は、
自分でも知らなかった「未知の自分」、
本当は、これが「私」なんだ、
という覚醒にも近い感覚。

本当の自分が望むこと、
本当の自分が叶えたいことに触れたとき、
世界の見え方がぐるりと変ることがある。


今、「私らしさ」から離れている人にとって、
今、見えている現実は、
「私らしい」私が見たそれとはだいぶ異なる世界。

本当は、そうじゃない現実かもしれない。

「本当の自分」が見るこの世界が、本当の世界で、
そこは今よりもっと居心地が良く、生きやすく、
自由で、思う存分楽しめる、豊かな暮らしがある。


「私らしさ」に気づき、
「私らしさ」を尊重しながら日々を送っていると、
出会う人が変ってくる。
置かれる環境が変ってくる。
やりたいと思うことが、スムーズに進んでいく。

生きていると実感できる。

生まれてきたことに意味を感じることができる。


「私らしさ」は、他人が決めることではなく、
その人自身が感じる「充足感」が大事。

今の自分が、「私らしい」生き方をしているかどうか。
それは、その人にしか分からない。

「辛いけど楽しい」
「大変だけどやり甲斐がある」
「忙しいけど満たされている」

そんなふうに、一見、端から見ると心配な日常を送っていても、
本人が楽しくてやり甲斐があって心が常に満たされているのなら、
きっとそれがその人らしい生き方。


今の自分が、「私らしい」生き方をしていない場合、
人間関係がごちゃつきやすいとか、
やりたいことが進まないとか、
運が悪い気がするとか、
自分以外の環境や出会う人々に不具合が生じるので、わかりやすい。

その結果、体調を崩したり、
不調が続いたりする。
怒りっぽくなったり、
他人を過剰にジャッジしたり、
攻撃的になったかと思えば悲観的になったり。


今がうまくいってないなと感じるときは、
自分を整えるのが一番早くて確実な方法。

不調が続くなら、いったん足を止めて、
「私らしさ」を見つめ直す。

「私」が好きなことってなんだっけ。
「私」が心地よいことってなんだっけ。
「私」が安心する場所ってどんな所だっけ。

「私」に耳を傾ける時間をつくってあげる。

それがほんの数分でもかまわない。

「私らしさ」を見失っているとき、
大切なことは
そんな私も、私らしさの一部であるということ。

「私らしくない自分」も、「私らしさ」だということ。


「私らしさ」へのアプローチの第一歩は、
自分が「私」の一番の味方でいること。

「私」との信頼関係があって、初めて「私らしい」私と出会える。


ひとつ前の記事で、
ito therapyのセッションを始める前に、
約束することがあると書きました。

その約束をした上で、
次にすることは「自分への誓い」です。

「私」との信頼関係をつくる、
「私」との約束。

それはまた別の記事でお伝えしたいと思います。


 扉の向こうで「わたし」と出会う
     ito therapy
  ~予想外の未来へ続く道~


ito therapy session - 輝く未来へ~art&tarotで「私らしい」に出会う旅 (jimdofree.com)

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