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アジア日記#07【これを"奇跡"以外の何と呼ぼうか。この世界で出会う一人ひとりは、きっと、巡り合わせ。】


チェンマイ2日目。

外に出てご飯を食べるの面倒くさいから、ゲストハウスで食べよっ。

「お腹すいなたぁ〜」と、共有スペースの席につく。

メニューを見ていると、隣の席でご飯を食べてる男性が。

彼に何を食べてるのか聞くと、「カオソーイ」と言う。

カオソーイはタイ北部で広く食べられている麺料理。

(カレーのスープ(辛い)に麺が入っていて、その上にカリカリのあれが乗ってるやつ。日本のカレーうどんに近いかも。)

彼の勧めもあり、カオソーイにすることにした。

そこから会話が始まり、食事中彼とずっとお話をしていた。

そんな彼の名前はハンス。ドイツで警察官をしている。

夜行バスに乗ってバンコクからチェンマにちょうど着いたところらしい。

約10時間ぐらいかかると聞いて、もっぱら飛行機派のわたしは「わたしには無理だっ」すぐにそう心に浮かんだ。(ちなみに飛行機であろうがバスであろうが長時間乗り物に乗るのがすごく苦手なわたしです…)

昨日お友達になったヤスミーナとハイキングに行く予定をしていたので、彼も誘った。

この日から一緒にご飯に行ったり、観光をしたりとすごく仲良くなった。

素敵なお友達ができたなぁ。すごく幸せ。

わたしが旅に求めるのは、これに限る。


「出会い」だ。


"一生をかけても世界の全ての人に会うことはできない"


そう言われてる。
たとえ ”1秒に1人に会うペースでも” だ。


その中で、お互いの顔を見ながらお話をして、一緒に旅して、一緒にご飯を食べて。

それって「奇跡」以外の何と呼べばいいのだろうか。

「出会い」と言うより、「巡り合わせ」という言葉がぴったりかもしれない。

ここチェンマイの地に運命が運んでくれた巡り合わせに、感謝。



た す く。

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