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私が毎年春に聴きたい邦ロック曲5選

いやぁ〜。春ですね。
本州にお住まいの方たちはまもなく初夏を迎えるくらいの季節なのでしょうか。東北・北海道地方は今が桜満開見頃シーズンで長く厳しい冬を越した私にはもう、ようやく冬眠から目覚めた動物同然で、あれほど家の炬燵から出ることをしなかった私がついに週末はカメラを持ち桜を撮りにいくなどをするようになりました。

いやぁ、めでたい。外に出るのに服を何枚も着込んだり、ツルツル路面を気にし転ぶのを恐れかっこ悪いペンギン歩きもしないで済むなんて。。
数年ぶりに北国で春夏秋冬を過ごすとやはり春が来ることのありがたみが全然違いますね。北国出身の人あるあるなのでは。

そんな余談はさておき。春がきたということは、毎日私の耳に流れてくる音楽も変わってくるということです。

やっぱり桜は美しい。夜空がこんなに華やか


春になったらついこれ毎年きいちゃうんだよな、っていう邦楽ロック好きな私の頑張って絞った5選。

こちらです

  • 春泥棒/ヨルシカ

  • 春は風のように/BIGMAMA

  • 春/FLOWER FLOWER

  • エイプリル/mol-74

  • サラバ青春/チャットモンチー 



見事にタイトルから漂う春曲選曲です。

まずは最近流行ったためみなさんご存知でしょう、

春泥棒/ヨルシカ


ん〜〜〜〜〜〜〜もう切ない、ただただ切ない、春という儚さと命の綺麗さが相まって曲調がすごく明るくキャッチーな感じなのに曲を掘り下げれば掘り下げるほどに切ないです。後半歌詞の「あともう少しだけ もう数えられるだけ」で花が散ってゆく様(n-bunaさん曰く歌詞の中で桜=命、花=寿命、風=時間としている)をボーカルsuisさんが切なく涙声のような表現で歌い上げていて、MVと一緒に拝聴すると滝涙です。ちなみに、私がこの曲をすごいなぁと感心したところはこんなにも春を感じる曲なのですが桜という直接的なワードが一つも出てこないところですね。


春は風のように/BIGMAMA


BIGMAMAといえばバイオリン。このバイオリンが春ソングとマッチしないわけないですよね。この曲はBIGMAMAの中でも約2分20秒という短さの曲ですが春夏秋冬のあなたとの一年が描かれていてかなり描写的です。春夏秋と、恋人と季節を過ごす歌詞が印象的ですが、最後の小節では「冬が来る度にあなたのことを思い出す この手の温もりを忘れる事が出来なくて まだ」と一年を冬の描写で締めくくっています。春といえば物事が始まるイメージが強いと思いますが、逆を言うと冬は終わっていくというイメージにもなります。最後にこのインパクトを持たせるのに曲名をあえて「春は風のように」にしたのかな。。とか勝手に想像。この記事書いててなんとなく気がついたのは、私春の儚さとか切なさ大好物だったんだなー。て事です、では次

春/FLOWER FLOWER


こちらは明るい春ソング。私の中のを体現したような曲。イントロからもう、あったかい春風の中を小躍りしながらルンルン聴きたくなる感じ。歌詞はこの季節特有の突然の別れや終わりを春の情景に合わせて明るく乗り越えていこう、「こわがっても くやしがっても 今は今しかない 進もう」とそっと背中を押してくれる優しい〜〜〜歌。新天地で戸惑う人や別れを惜しむ人への後押しになりそう。やさしいyuiさんの歌詞と歌声が春にマッチしていて大好きです。(ちなみに余談ですがフラフラさんはこの曲の他に夏、秋、冬、とタイトルの曲それぞれ出してます。どれも季節を感じられてとても好きなのです!!)

エイプリル/mol-74


当時付き合っていた元彼から教えてもらったバンドの好きな曲です。(ゴメンナサイ)いっちゃん最初の歌詞から惹き込まれました「綺麗な映画を見た後にふと君を思い出した」。ありますよね、こういう素敵なものに触れると大切な人を思い出しますよね、わかります。(現にこの曲を挙げる時点で私もそう)「奇跡のように出会って 必然のように別れて 映画みたいには行かない結末に僕は」の歌詞もとっても好きですね。私たちは出会った時は運命だ!きっと出会えたのは奇跡!くらいなテンションで始まるのに別れる時はそうなるものだったと言わんばかりにあっさりと離れていく。そんなもんだと割り切るには少し難しいし、綺麗な映画のような結末にはならない、そんな小さな絶望を嘆いているようにも聴こえますね。


サラバ青春/チャットモンチー 


春ソングといいますか、春のこの卒業シーズンの大事なシーンに聴かずにいられない一曲ですね。大人になってから聴いても青春や学生時代が蘇っちゃう。出だしの「君とよく行った坂下食堂はどうやら僕らと一緒に卒業しちゃうらしい 何でもない毎日が本当は記念日だったって今頃気づいたんだ」からもうグッと心を掴まれちゃいますよね。大人になって忘れていくこと、若くてまだ青臭かったあの頃に見えていた景色がかなりリアルに表現されてて大好きな一曲です。ちなみに、私は高校生で卒業の時この曲を聴いてて泣いちゃいました。今卒業したての方達にはぜひおすすめしたいです。




さて、ここまで私が勝手に選んだ春ソング5選を紹介しました。
あなたのお気に入りになる一曲が見つかることを願っています。

最後に私の春のお裾分け。


最後まで読んでいただきありがとうございました!


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