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映画覚書き #4『きみに読む物語』

あらすじ
認知症を患い過去を思い出せずにいるアルツハイマー症の老女と共に、療養施設へ入寮しているデュークは、ノートに書かれた物語を彼女へ読み聞かせている。
物語は、1940年のアメリカ南部シーブルックが舞台。青年ノアは別荘にやってきた17歳のアリーに一目惚れ。強引にデートに誘い、映画を見て語り合った後、仲良くなり、2人は付き合うようになる。初めてノアの家を訪ねていくとテラスで詩[4]を読んでおり、これは物語全体に関わってくる。父親はやさしく、夜にもかかわらずパンケーキを勧める。ノアは、いつか買い取って農場を始めたい古い屋敷にアリーを連れて行くが、彼女の両親が探しているといわれ中断。その後も二人の仲は認められず、ひと夏の出来事が終わった。
大学生になったアリーに毎日手紙を出したが、戦争が始まり、ノアは徴兵される。アリーは裕福な弁護士ロンと婚約する。軍隊から戻ったノアが父親が買い取ってくれた古い屋敷の改造にいそしむ。結婚式を直前にしてアリーはけじめをつけるためにノアに会いに行く。連絡がなかったというアリーに365通出したというが、母親によって没収されていたことを知ったのだった。二人は激しく求め合う。
連れ戻しにきた母親が砂利工場で働く男を見せながら、「25年前に駆け落ちした人よ、あのまま彼と暮らしていたら」と説得し帰って行った。アリーは納得し、婚約者の元に戻る道中、母から帰り際に渡されたノアからの手紙を読むと自分の気持ちに気が付き、婚約者の説得を振り切ってノアの屋敷に戻って行く。
湖を夕日が染める頃、「それ私たちね」と老女が気づく。しかし、記憶はわずかしかもたない。肩を震わせてノアは泣く。人種の異なる二人が旅を通して心を通い合わせる…よくある映画だろうと思っていた。見ようと思ったのは、実話をもとにした話というそれだけだ。

「Wikipedia」より

最後は、そんなんだろう…と想像できてしまう映画。
悪くはないが、とくにおススメするほどでもない。

残念なのは、ヒロインである裕福なお嬢様が品のない顔だったこと。
いくらお転婆娘という性格だろうが、お嬢様の容姿に品がないと。
それだけでも、この映画の評価は大きく変わると思うけれど、
どうだろうか。

スタッフ&キャスト
監督 ニック・カサベテス
製作 マーク・ジョンソン リン・ハリス
製作総指揮 トビー・エメリッヒ アブラム・ブッチ・カプラン
原作 ニコラス・スパークス
脚本 ジェレミー・レべン ジャン・サーディ
撮影 ロベール・フレス
美術 サラ・ノウルズ
衣装 カリン・ワグナー
編集 アラン・ハイム
音楽 アーロン・ジグマン

出演者 ライアン・ゴズリング
    レイチェル・マクアダムス
    ジェームズ・ガーナー
    ジーナ・ローランズ
    ジェームズ・マースデン
    ケビン・コノリー 
    サム・シェパード
    ジョアン・アレン

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