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POP YOURS 1日目に行ってきた人の感想

POP YOURS、一日目に参加。ゆるふわとPUNPEE目当て(だがチケットを買ったあとにゆるふわはキャンセルなのだ!)。幕張メッセ9〜11ホールに7000人が集結、1日12000円だから安くもないわけだけど、客層はほぼ20代。ノンアルコールイベントだったのだが、レッドブル充電で事足りるのか、オーディエンスの盛り上がりはすごい。みんな大体のヴァースをシンガロングできるし、歌いたい人が多い。そのため、新曲になると会場が一瞬静かになる(笑)。ダンスミュージックとしてはあまり捉えられていない。

ゲスト盛りだくさんのSTUTS、スキルフルなjjj(DJフレシノ)、日本でマシンガンケリーやポスト・マローンをやるならの回答にも見える(sic) boy、ダンサー引き連れ、ひとりだけ別ベクトルのLEX、その流れを引き継ぎつつ自分の世界に引き込むJP THE NAVY、ノーMCでわらわらみんなでラップする感じがいかにもクルーっぽいKANDYTOWN、そしてもはや年長者の位置付けのゴージャスなPUNPEEなどなど。バンドに比べてセットチェンジも頻繁ではないから、わりと間なく楽しめる。体力が続くうちは……

from沖縄、OZworldのMCによく表れていたけれど、暗い世の中だから家族や友達など身の回りの(信頼の置ける)人たちだけは守りたい、大切にしたいという視野がお客さんにも通底していて、それが共感を呼んでいた。実際のリリックもストレート過ぎるくらい身近なラブソング、ユニティを歌った曲が多いし。一昔前は地元に居心地の悪さを感じての上京物語(シャ乱Q)も新たなカルチャーに触れるひとつの有力な手段だったけれど、今やそれも費用対効果として非現実的なのかもと。というか、都会で起きるカルチャーに魅力を感じていないのかもと思いました。You TubeやTikTokでダイレクトに繋がれるわけだしね(福岡のDADAとかはまさにそんな感じの人気)。

そんなことを考えながらも、楽しく過ごしました。次回はタイラー・ザ・クリエイターかヤング・サグ、エイサップ・ロッキーあたりをトリに呼んでもらって観たいすなー

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