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本とか本屋さん(仮)

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記事一覧

経営本のスゝメ 8.

「本はコスパが良い」とよく言われるけれど、その通りだと思う。 執筆に要した時間という意味…

経営本のスゝメ 7.

経営本やビジネス書の話題になると、なぜか謎の上から目線で嘲笑するかのような人に遭遇するこ…

経営本のスゝメ 6.

こうしてぼくが経営の勉強をしていたとき、ずっと不思議でならないことがあった。 なぜ、正垣…

経営本のスゝメ 5.

ぼくにとって経営の神様が稲盛さんだとしたら、外食業界における経営の神様はサイゼリヤの創業…

経営本のスゝメ 4.

ここで、超お薦めの経営本を1冊ご紹介したい。 ぼくが最初に読んだものであり、その後も繰り返…

経営本のスゝメ 3.

稲盛さんは京セラだけでなく80年代半ば、通信事業自由化のタイミングで第二電電(現在のKDDI)…

経営本のスゝメ 2.

ぼくが経営本というよりも経営者本を手当たり次第に読んでいた理由は、ロールモデルとなる経営者を探していたのである。 つまり、いろんな経営手法や考え方がある中で、お手本となりそうな経営者を探すところからぼくは始めた。 目指すべき場所が右にあるのか、左にあるのか、北か南なのか、それさえわからずただ突っ走るのはあまりにも合理的でない。 目指すものが右にあるのに全力で左に走ったところで目的地に辿り着くこともなく、いくら努力をしてもそもそもの方向性を間違っていたのでは、おそらく結果が伴

経営本のスゝメ 1.

このご時世、お店を増やすといった考えの人は少ない気がするけれど、それでもお店や会社を始め…

授人以魚 不如授人以漁

このタイトル、読める人いますか? ぼくは、読めません。 話を進めます。 どれほど才能があ…

葉桜の季節に君を想うということ 後編

ちょうど20年前のいま頃、鷺沢萠さんの訃報をテレビのニュースで知った。 自分の耳を疑い、緊…

葉桜の季節に君を想うということ 中編

鷺沢萠さんは、美人女子大生作家との触れ込みで華々しく文壇デビューを飾った。上智大学外国語…

葉桜の季節に君を想うということ 前編

タイトルは、歌野昌午さんの叙述トリックを駆使したミステリー作品から拝借している。こういっ…

そこじゃない

昨日、本屋さんの前途が決して明るい見通しではないと、ぼくが考える理由を述べた。 ここで、…

紙の本とインターネット

出版不況だ、書店の廃業だの、巷で言われるようになってからも結構経つ気がするけれど、何年ほど経ったのだろう。 かつて、特例で守られてきた本屋さんだけれど、Amazonなどネット通販や電子書籍の登場は本屋さんもさることながら、それを守っていた出版社さえも易々と不況へと追い込んだ。 日本で最初に紙の本が作られたのが6世紀とあるので、かなり長い歴史がある。 その間に技術革新が繰り返され、現在の印刷、製本技術に行きついた。 こうして技術は進化を遂げてきたけれど、その原形は大昔からほと