2013年1月15日の日記


 昨日は雪が降っていた。ニュースでは降らないのではないか

といっていたが、予測とは違って大雪となった。朝の時点では

まだ雨だったのだが、昼寝をして目を覚ますとかつてみたことの

ないほどに大粒の雪が限りなく空を舞っているのが

窓を通してみることができた。

 ニュースでは、「爆弾」などという修飾語をつけられた

低気圧のせいでこんなに大雪になったのだといっていた。

大陸からやってきた高気圧と海からやってきた低気圧が

丁度日本列島のあたりでぶつかり、上昇気流が生まれて

その結果かつてないほどの低気圧が生じたのだろう。

そして大量の雲がはじき出した雨が氷点下の寒さで

凍ってかつてないほどの大雪になったというところだろうか。


 大雪を見ると雪の中で息絶えた親子のことを思い出す。

誰にも省みられることもなくひっそりと凍り付いて

どこか別の世界へ旅立っていってしまったあの親子の

ことを思い出す。

 今日はうってかわって快晴。屋根につまった白い雪も

はや融けはじめている。


 今日は久しぶりに朝からコーヒーも飲み、なかなかの

上気分である。

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