2013年10月8日の日記


 今日は朝と昼はそこそこよかったが夜はあまり生産的とはいえなかった。なんだかよくわからないサイトを見てぼーっとすごしてしまったのだ。それも3時間ほども!これはもうどうしたらよいのだろう?

 書きたいことは色々あるが、ありすぎて収拾がつかない。朝から起きた出来事を順に書いていくことにしよう。

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 遅めにおきて朝食を食べてコーヒーを飲む。それはいつもどおりであった。9時半ごろから図書館にいく。図書館前の道路を渡る信号のそばに家があって、そこの庭に綺麗な花を咲かす何かの植木が置かれていたのだけれど、それが切られてしまっていた。なぜか悲しい気持ちになってしまった。


 東急ストアは10月末に開店するようだ。噂レベルの段階だったころから果たして何年たったのだろう?工事着工してからは完成するのは早かった。やはりとにかく時間がかかるのは権利関係の処理なのだろうか。

 図書館で本を読む。1880年から1882ぐらいまでの年表と、痴人の愛を読む。ナオミが男友達を二人家に泊まらせて、男を3人川の字に寝かせ、その上にナオミが直角に横になる。その時にさりげなく主人公の側に足を向けて横になったことが、裾がさばかれることによって生じる風でわかるシーン。これはなかなかレベルの高い。この繊細さがわかるだろうか?いや、わからない人はわからなくていいのだ。これこそが日本語というものが表現できる繊細さの真骨頂なのだ。どうだ、文字を読んで頭にどんどんと流れ込んでくるこの情景は映画のようではないか?

…まあまだ読み終わっていないからとりあえず感想はこの辺にしておこう。

 フローベールが死んだ後(1880年)、大体10年経ってモーパッサンは死んでいる。死因は梅毒だったとのことだ。娼婦あさりをやめるようモーパッサンに忠告している晩年のフローベールの書簡を思い出して少し悲しい気分になってしまった。


 その後そうめんの昼食を食べて昼寝をする。なぜかインドネシアに旅行に行く夢を見た。インドネシアの空港につくと父と兄のグループと、私と母のグループにわかれた。父たちが先にホテルへ行ってチェックインを済ますことになったのだ。私たちは何をするために別れたのかはよくわからない。しかし空港の通路を歩いているといきなり母が方向を変えて歩き出し、いきなり「携帯電話を買い換える!ホテルに行ってそれをお父さんに伝えてきて!」と言い出した。私が戸惑っているとさらに母は言った。「お父さんが文句いうならお父さんも好きなの買っていいから!って言っておいて!さあはやく行って!」

…そこで目が覚めた。目を覚ましてしばらくは全く体が動かなかった。ひどい疲労感に襲われてどうしようもなかった。時刻は16時前。ランニングにいかなければいけなかったがなかなか立ち上がることができなかった。

 結局16時半ぐらいまでベッドの上でまどろんだ後に精神を燃焼させてたちあがり、外に出た。

 辛いランニングだったがなんとか7キロほど走った。途中で白いソックスをはいた女子中学生らしき二人組みを追い抜いた。彼女はこんな会話をしていた。


 「なんかあ、彼氏いるのって聞かれたから。いるよ!って答えちゃったの。そしたら面倒くさいことになって…」


 なかなか私の想像を掻き立てる一言であった。彼女に彼氏はいたのか?いなかったのか?いなかったとしたらついた嘘をつくろうためにどのような手を打ったのだろうか?気になるところだ。


 西の空には厚く雲がかかっていて夕陽をみることはかなわなかった。ただただ徐々に空が暗くなっていっただけだった。こんな日もある、と私は自分に言い聞かせた。


 家に帰って風呂にはいり、上がるとニュースで三鷹で女子高生がいきなり男に襲われナイフで首を切られ腹を刺され心配停止状態だというニュースをやっていた。いたましい事件だと思った。私は女の子が助かればいいと思った。彼女はまだ18歳だったとのことだ。18歳の子が一体どのようなことをして殺される羽目になるというのか?なぜ殺すのか?…7時ごろにどうやら犯人の身柄は確保されたようだ。21歳ぐらいの若い男性で、頭には青いターバンを巻いていたとのこと。

 22時だか23時ぐらいだかに、少女は死亡したとの情報が流れた。この世はやはり虚無が支配している。

 竜があったを書かなければいけないのだけれどかけなかった。書けない。本当に書けないのだ…

 カフカの日記を読み始めてみるが今のところ面白いところは見当たらない。

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