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【子育て】子どもは子ども社会で思った以上に頑張っている

先日、発表会が無事に終わりました。ふうーっとひと息をついたと同時に、若干の虚無感を感じていた日曜日。いやいや、今週も来週もイベントは残っているし、卒園式が差し迫っているしで気を抜けない日々はまだまだ続くんです。虚無感を感じている場合じゃないんです。
というか、そのことを考えると「まだ頑張らにゃいかんのか…」と気が重くなってしまうのも正直あったりします。(大幅に足りないわたしの体力…)

加えて来年度の担任発表もあり、「お、おおおぅ…」とダブルパンチをくらったような感覚に、いったんぷつっと電池が切れてリビングでパタリと倒れていたら、そっと毛布を掛けてくれた娘。仕事と子育ての切り替えができずにごめん…と思いつつも、気持ちがついていかないままにしばらくぼーっとさせてもらいました。(夕方にはしっかり立ち直りました。)

来年度の担任発表がどうだったのかというと、来年度もまた、頑張る年になりそうです。はい。もう35歳も過ぎると、中堅ですから、それなりのポジションに置かれることはわかっているんです。わかっているんですが、本音を言うと「パートなんだからもっと気楽に仕事させてくれーーー!」です(笑)

期待してもらえていることは嬉しいし、ありがたいことです。本当に、ありがとうございます。が、いいように使われている感も否めない。そのあたりの気持ちの折り合いがつけられなかったのかもしれないですね、日曜日は。

今はもう、考えないようにしています(笑)
結局なるようにしかならないのですよ。ぐだぐだ考えてもどうにもならないので、ひとまず目の前の卒園式を頑張ります。

そして、発表会での嬉しい感想の言葉を保護者の方々からたくさんいただきました。
「感動して泣きました」
「劇で泣いたのはじめてです」
「面白かったです」
そういう言葉を聞くと、わたしたち保育者がおうちの人に見てもらいたかったことが、しっかり届いたんだなと実感できます。

家庭での子どもの様子とこども園での子どもの様子って違うので、そのいい意味での差を見てもらえたんだと思います。子どもは子どもなりに友だちとのかかわりを学んだり、興味関心をもっていろいろなことに挑戦して自信をつけたり、できることが増えていったり、毎日の生活の中でものすごーく頑張っているんですよね。

でもそういうことって、なかなかおうちの人には伝わりにくいです。毎日メールで1日の様子を写真付きで送ったとしても、忙しい毎日ですから、きちんと読んでくれる人もいれば、流し読みするだけの人もいますし、写真や文章ではありのままを伝えることはできません。

発表会の良さって、ただただ子どもの頑張る姿を見てもらえることだと思っています。普段、仕事で忙しくても、発表会のそのひとときは、しっかり子どもに向き合ってくれる。成長を感じてくれる。

もう本当に、自慢したい。子どもたちのことを(笑)
こんなに楽しそうに伸び伸びと表現できるんですよ!大勢のお客さんの前でも、こんなに堂々とセリフを言えるんですよ!なんて。

それはやらせでもなんでもなく、子どもたちが発表会へ向けてめちゃめちゃ意欲的に取り組めた結果なんですよね。自由遊びの時間でも、配った台本を片手にいつのまにか劇ごっこが始まります。「セリフを覚えなさい」なんて言わずとも自然とセリフを覚えてしまいます。
踊りの曲は適切か、劇の内容は子どもたちが楽しめるものなのか。そういう保育者の陰の努力もありつつですが、子どもたちの好奇心が発表会での大成功のカギだと思っています。

なにが言いたかったのかというと、子どもたちも先生たちも発表会お疲れ様でした!卒園式も来年度も頑張るぞ!というお話でした。


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