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「だから言ったじゃん」

私が日常の中で感銘を受けた考え方や言葉について発信する内容となります。ノンフィクションです。

はじめに

子供の頃から大嫌いな言葉について記事にします。親の言うことと正反対なことをした時や、よりよい結果にならなかったときによく言われたもので、思春期に係る反抗期だっただけなのかも知れませんが。反面教師となる内容になればと思います。

おつかい

小さい頃からよくおつかいに行かされていました。目的のものが書かれた紙とお金を持ち、食べ物や日用品、自動販売機で買えるものなど、理解できないままにお金を使っていたと思う。子供に隠れて親がついていって、ゴールの近くで親に抱き着くような、テレビ番組に似た微笑ましいシーンは生まれない。

結果的に目的のものでないものにお金を使ってしまって家に帰ったとき、それはそれは怒られた。大人になった今考えれば、「失敗して覚える」指導方法があることは理解できるし、私が悪いのは分かっているのだが、納得がいかなかった。おそらくその頃から、親の指導方針も、親も、私は嫌いだと自覚し始めた。小さい頃の私はその感情をうまく言い表せなかったし、絶対的な親に対して言い返せなかったが、今の私ならこう言うだろう。「あなたたちは何も言ってない」と。

プレゼン

会社の方向性について話し合う会議で、私の意見は同僚とは違っていたものの、私のプレゼンが社内を動かしたのか、結果的に私の意見は中立案を含めて大方通った。実際の仕事の大きな流れの中で、序盤は私の想定を逸れず、意見通りに対応することで仕事が回ったものの、結果的には想定外だったりよくないことも起き、一部の人間にその言葉を使われてしまった。私の結果が振るわず申し訳ないが、そう言ってくれるなよ。悪いことなんて一部だったが皆で乗り越えたんだし、それを言うならプレゼンの時点でもっと全力で私を止めるべきだし、送り出しておいてその言葉はないだろう。

さいごに

優しい言葉を使ってほしいと思ってしまう瞬間や、もっと自身の言葉に責任を持ってほしい方々は、総じて「気持ちに余裕が無い」のだと思うし、私もそんな瞬間がある。それでも、深呼吸をして、時間がかかっても、言葉を選んでいきたい。