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IU BIM STUDIO 社員ブログ

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IU BIM STUDIO社員によるブログ記事のまとめです。 建築やBIMソフトなど幅広く投稿しています! ARCHICAD記事まとめ https://note.com/a_i… もっと読む
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記事一覧

【Archicad】ビュー登録からIFC出力

1.はじめにこんにちはN子です。 Archicadから定期的にIFCを出力する方、 そのたびに毎回レイヤーをぽちぽち設定する方、 そんな方のためにビュー登録の機能を用いて簡単に「決まったレイヤーで出力できる方法」を紹介します。 今回はサンプルプロジェクト(集合住宅)を下記のように分けてIFCを出します。 ・躯体・外装.ifc ・内装.ifc ・家具・設備.ifc ・外構.ifc ・敷地外.ifc 2.レイヤーセットの作成まずは"レイヤーセット"をそれぞれ作成します。

【Archicad】Archicad27での一覧表の改善【アップデート】

Archicad27がリリースされ新機能も登場しましたが、一覧表にも改善があったのはご存じでしょうか? 今回は一覧表のアップデート内容をご紹介いたします。 1. セルの背景色 背景色を設定できるタブが追加されました! 使い方は簡単で、背景色を変更したいセルをクリックして、スタイル>背景タブからセルの背景色を選ぶだけ。 1つのセルのみ変更することはできないが、「ヘッダー」「値」「合計」などをまとめて変更できます。※形式オプション適応の項目 また一覧表が行が長くなってし

【Rhino】作業平面について

今回は作業平面についてご紹介します。 Rhinoでモデリングするときに皆さん必ず目にしたことがあると思います。 使いこなせると便利ですので、ぜひ活用してみてください。 作業面とは まず、作業平面とはこの ↓ メッシュ状のものをいいます。 この作業平面を基点にX,Y,Z軸が表示されます。 Rhinoを開くとそれぞれのビューとごとに、デフォルトで作業平面は設定されています。 作業平面の設定 ビューポートを右クリック>作業平面の設定>名前の付いた作業平面、 を開くと

【Archicad】Archicad27で3Dビューがグレーに?【雑談】

Archicad 27を操作してみた。 何気なく3Dビューを開くと、「あれ?画面グレーになってない?」 平面図ビューの[背景とグリッド]とは関係ないし、どこに原因があるものか… 3Dでいろいろ操作しているとグレーの他にも白い箇所が見つかった。 よくよく見るとグレーと白で地平線みたいになっていました。 他にもいろいろな機能を見て、3D表示設定付近を見ると「あった!!」 [表示]>[3D表示設定]>[3Dスタイル]から見つけました! 3Dの背景が一部グレーだったのは、この[

【Grasshopper】距離を測定する

1.はじめにこんにちはN子です。 本日はGrasshopperで距離を測定し、Rhino上で数字を映す方法をご紹介します。 考え方としては 『測定したいpoint、点A,点Bを用意する→その2点の距離を測定する』 といった流れです。 Rhino8からは寸法も作成できるようになりましたので、本日は8以前/以降の2パターンをご紹介の上、 各ジオメトリ上の"最も近い点"の出力方法をお伝えします。 (コンポーネントの出し方についてはC子さんの記事をご参考ください!) まずは

【Twinmotion】Fキー(選択オブジェクトへズーム)【TIPS】

Twinmotion TIPS! Fキー ビューポートを操作中、操作を誤って自身が今どの場所にいるか見失ってしまうことがあります。 そんな時にでも直ぐに選択オブジェクトまでズームすることができます。 Fキーはデフォルトで使用することが可能です。 特定のオブジェクトを[シーン(Scene)]パネルから選択します。 選択した状態でキーボードの[F]をクリックします。 選択したオブジェクトがビューポート全体に収まるようにズームします。 どれだけ遠く離れていてもズームできるので、

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【レポート化編】

1.はじめに こんにちはN子です。 「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レポート化編 前回は干渉結果から案件作成を紹介いたしました。 今回は最終回、案件からレポートを出力する 『第4回 レポート作成編』 ということで早速ご紹介していきます! 1.プレゼンテーションの作成 まずは案件をひとまとめにした“プレゼンテーション“を

【Twinmotion】自動保存【TIPS】

Twinmotion TIPS! 自動保存 自動保存の設定を行うと、自分自身が保存を忘れててもTwinmotionが勝手に保存を行ってくれるので安心です。 保存間隔や場所など、細かくカスタムもできます! 自動保存は下記の階層から設定できます。 [編集(Edit)]>[環境設定(Preferences)]>[設定(Settings)]>[保存(Save)] [保存]には、4つの設定項目が存在します。 自動保存:ON/OFF 保存間隔:自動保存の間隔(1-60分) 世代数:

【Rhino】断面・平面の切り取り方法

Rhino上のオブジェクトを指定した高さや位置で平面や断面を切り取り、確認することができるコマンドを紹介します。 「ClippingPlane」というコマンドです。 (1)「ClippingPlane」と入力、または、ビュー>クリッピング平面 (2) 長方形の1つ目のコーナー、で任意の箇所で左クリック (3) もう一方のコーナーまたは長さ、でもう一方の任意の箇所を左クリック 下記のように切り取った状態にできます。 このようにオブジェクトを確認することができます。

【Twinmotion】草木のフェード【TIPS】

Twinmotion TIPS! 草木のフェード 芝生を広い範囲に配置すると、動作が不安定になります。 ビューポートでの芝生の表示距離を調整することで、作業を快適にします。 草木のフェードは下記の階層から設定できます。 [編集(Edit)]>[環境設定(Preferences)]>[設定(Settings)]>[草木のフェード(Grass fading)] [草木のフェード]には、3つから選択できます。 近距離:カメラから15mの距離で草が見えるようになる 中距離:カメ

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【案件作成編】

1.はじめに こんにちはN子です。 「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レポート化編 前回は干渉チェックを行い干渉箇所を検出することができました。 今回はレポート化するにあたり干渉結果から案件を作成する 『第3回 案件作成編』 ということで早速ご紹介していきます! 2.案件とは? 干渉結果を、キャプチャや説明文などを残して

【Twinmotion】角度スナップ【TIPS】

Twinmotion TIPS! 角度スナップ オブジェクトを回転する時、ちょっとずれてしまう! 10°単位など切りのいい数字であれば角度スナップ設定してみるのはどうでしょうか。 まず設定場所ですが、こちらから開くことができます。 [編集(Edit)]>[環境設定(Preferences)]>[設定(Settings)]>[ギズモ(Gizmo)] [ギズモ]には、2つの項目を設定することができます。 角度スナップ:回転ツール使用時にオブジェクトを回転させる度数の増分を指

【Rhino】レイアウト設定

皆さん、Rhinoでレイアウトを作成したことはありますか? 実はArchicadなどのようにレイアウトを作成し、出力することができます。 まず、レイアウトの作成方法は、ビュー>レイアウト>新規レイアウト または、ビューポートタブの+マーク>新規レイアウト サイズなどをそれぞれを設定し、OKします。 作成したレイアウトは、ビューをダブルクリックすることで通常時のビューポートのように操作ができます。 操作を終了するときは、ビューの外でもう一度ダブルクリックします。 また、

【solibri】ゼロから分かる干渉チェック【干渉チェック編】

1.はじめに こんにちはN子です。 「solibri」を用いて干渉チェックのルール作成からレポート化までを、4回に分けて紹介していきます。 第1回 ルール作成編 第2回 干渉チェック編 第3回 案件作成編 第4回 レポート化編 前回は干渉チェックのルール作成をご紹介しました。 今回は実際に干渉チェックを行う 『第2回 干渉チェック編』 ということで早速方法をご紹介します。 2.干渉チェックをスタートする 1. ルールセットマネージャー画面から、ファイル>確認