バブル最高値超え・でも中小企業の賃金は上がらない

  鈴木貴博氏の指摘によると、『平均株価は一部の企業の株価によって押し上げられるという現象が起きます』とある。『日経平均の場合、ファーストリテイリングがダントツで全体の約11%を構成し、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、信越化学までの上位5社で構成比は3割を超えます』。
つまり、これらの企業の株価が上がると、日経平均を大きく押し上げるらしい。ファーストリテイリングはユニクロの会社らしい、ソフトバンクの2社しか私は知らない。大手企業の株価上昇は、賃上げにも反映されるが、それは組合がある会社だけ、その会社が賃上げ分を確保する為に、仕入れ値はたたき、売価は上げる対策をより強化することになり、結果的には、中小企業で働く社員の給与は上がらない、上がったとしても追っつかないサイクルで動き、実質的には苦しくなるという負のスパイラルに填まる可能性を述べている。
庶民、一般人は誰しも感じていることを指摘している。この世代でイヤなバブルを経験するとは思いもよらなかった。


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