在外男性に従軍促す・ウクライナ

 クレバ外相は、『ウクライナ人の権利を守ることは依然として重要だが・祖国を破壊から守ることが最優先だ』と述べたとある。戦争は人権を守らない、国を守るということになっている。祖国への帰郷を促しているが、欧州に脱出した約90万人の男性は、非国民と言われてもその覚悟をもって出ている筈だ。徴兵年齢の引き下げ、女性の参加も促しているのだから、当然、ウクライナ人としての領事サービス停止は覚悟しているだろう。

戦争は何もかも破壊し尽くして、そして終結するものだ。我が国においても「平和教育」の何たるかをこの機会に徹底する必要があるが、武力による抑止力が優先する教育になっている。我が身に降りかからない以上、理不尽を理解することができないのが生身の人間だ。歴史は戦争であることを繰り返す、気付きながら繰り返す・・


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