ヨルダン川西岸への入植急増

 既に一部地域ではアパート建設が始められているという。火事場泥棒的に強制的、暴力によってパレスチナ人の住居を略奪しているとう報告が報じられている。昨年10月から今年4月までに、子ども600人を含むパレスチナ人ら1200人以上が住居を追われた、銃撃による死者は17人、負傷者400人以上が被害にあっているという。イスラエル軍の兵士と入植者が一緒になって言い掛かりを付けて挑発、反発に対して暴力でねじ伏せるというやり方を昔から行っている。これに対して、自治政府は全く反撃手段を持たず、放任状態になっている、その為に政府への支持率は約17%位で、ハマスに人気が集まる理由になっている。
明らかなことは、住民殺害による領土略奪は、戦争犯罪である。しかし、これを誰も取り締まることはできない。イスラエルは調査の上で対処、処罰対象にすると言っているが、形式上のことでしかない。大戦後、現在は侵略行為はあってはならないのが第一鉄則だ。


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