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【七十二候】「雷乃声を発す」【第十二候】

「雷乃声を発す」(かみなりこえをはっす)


さて、二十四節気「春分」の【末候】に当たります。

春の訪れを告げる雷が鳴りはじめるころ。
恵みの雨を呼ぶ兆しとして、よろこばれたそう。
(新暦では、およそ三月三十日〜四月三日ごろ)

『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー』より

『春雷』

春に鳴る雷を「春雷」といいます。

春雷
夏に多い雷ですが、春に鳴るものを春雷と呼びます。ひと鳴り、ふた鳴りほどでやむ短い雷の音。とくに初めて鳴る春雷を初雷(はつらい)と、あるいは冬ごもりの虫を起こす、虫出しの雷とも。

同上

ここで思い出すのは、今までも度々取り上げてきましたが、

「米ちゃん」こと米津玄師くん。

(同学年だから生意気にも親しみを込めて。。。m(_ _)m)

1億回再生のPVの数が日本一なのは言うまでもない人気の証左ですが、

そのうちの一本にズバリ『春雷』(しゅんらい)という曲が!!(^O^)

数ある楽曲の中でも、個人的にかなり好きな方ですね〜♪♪

嗄れた心も さざめく秘密も 気がつけば粉々になって
刹那の間に 痛みに似た恋が体を走ったんだ

米津玄師『春雷』の歌詞より

「身体に電撃が走る」ような恋模様を「春雷」に喩えたわけですね〜!

さすが、歌手とは現代の詩人でありますな〜!

深い惑い痛み憂い繰り返し いつの間にか春になった
甘い香り残し陰り恋焦がし 深く深く迷い込んだ

同上 続き

「春」のもひとつ大事な意味を忘れるところでしたな〜♪笑


「イナズマ」の語源


カミナリ」は「鳴神」が語源と言われます。

あの轟音がどうしても怖くて苦手という方も少なくないはず。(^^;)


ところで、もう一つ「イナズマ」という言葉もございます。

こちら、我々滋賀県民にとっては特別意義深い言葉でありまして、

滋賀ナンバーのプレートを「ゲジゲジナンバー」と揶揄されてきた中で、

次期県知事候補最有力とも言われる西川貴教のアニキが突如、

「イナズマ」と題したロックフェスを始めたのでした!!

(実際にこのフェスは雷雨の嵐に見舞われることが多いです!!)

(言霊ってやっぱあるんやなぁ〜と。。。)


話を戻しますが、

「イナズマ」の語源は意外なところにありました!!(^^)

雷が多くなる春から夏にかけての季節は、稲が育っていく時期と重なります。昔の人は、雷の光が稲を実らせると考えたとか。稲妻ということばは、稲の夫(つま)が語源とのこと。

『日本の七十二候を楽しむー旧暦のある暮らしー』より

漢字に変換したら「読んで字の如く」でしたね!^ ^


さて、現実の季節は「清明」も終わりに近づく頃・・・

どしどし前に進んで参りましょう!!(^O^)

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