「圀語」講師イワイダーの考察日誌

"平成生まれ"の"しがない予備校国語講師"。「…

「圀語」講師イワイダーの考察日誌

"平成生まれ"の"しがない予備校国語講師"。「古神道」「言霊」研究家。「星読み」性命診断士。 「日本語(国語)」が普遍的な”響き”をもって「四方八方」まで広がることを祈念して「『圀語』講師」と勝手に名乗る。 浅学の身ながらジャンルを問わず縦横無尽にあれこれ考察中。

最近の記事

【シリーズ】「まつりごと」としての政治を考える【其の四】

『銀河の塔』、遂に発売!!! 先週の日曜日に、静岡県の日本平ホテルにて行われた、 『銀河の塔』出版記念パーティーに参加してきました!! 天気は快晴でしたが、春独特の「霞」(かすみ)がかかっており、 冠雪した山頂部分のみが薄らと浮かび上がる印象的な景色でした! 「霞」(かすみ)については、以前にこちらの記事にて纏めました。m(_ _)m 前回のシリーズにてお伝えした通り、 「新時代のMATSURI」を起こすべく、その教科書として出版されたのが、 『銀河の塔』とい

    • 【七十二候】「雷乃声を発す」【第十二候】

      「雷乃声を発す」(かみなりこえをはっす) さて、二十四節気「春分」の【末候】に当たります。 『春雷』春に鳴る雷を「春雷」といいます。 ここで思い出すのは、今までも度々取り上げてきましたが、 「米ちゃん」こと米津玄師くん。 (同学年だから生意気にも親しみを込めて。。。m(_ _)m) 1億回再生のPVの数が日本一なのは言うまでもない人気の証左ですが、 そのうちの一本にズバリ『春雷』(しゅんらい)という曲が!!(^O^) 数ある楽曲の中でも、個人的にかなり好きな方

      • 【唱歌シリーズ】『花』武島羽衣

        『花』 「隅田川」と『花』をめぐるドラマ 私は田舎育ちなので、東京はとにかく都会のイメージとして映じてしまい、 静かさを好む性格からは「決して住めたものじゃない」と思っていました。 ですが、この隅田川を中心に描かれた歌詞のイメージは、 春爛漫の美しい情景として目に浮かびます。 『花』という唱歌にまつわるエピソードを書籍より引用します。m(__)m 「唱歌」の持つ力、「詩歌」の表現が与える影響の大きさを思わされます。 (「ミスター◯◯」と呼ばれるのは何でも気分が

        • 【七十二候】「桜始めて開く」【第十一候】

          遅れながらの桜シーズン到来!! 桜の開花の遅れが全国的に言われている中で、 今年初めての桜はたまたま立ち寄った京都御所でした!! (案の定、外国人観光客でいっぱいでした!^^;) そこからしばらく経ち、昨日になっても滋賀でお花見をしました🎶 何度見ても味わいが尽きないような、 色々な顔を見せてくれるのが「桜」ですよね!!^ ^ 「桜始めて咲く」(さくらはじめてさく) さて、二十四節気「春分」の【次候】に当たります。 (【初候】は「雀始めて巣くう」でした。)

        【シリーズ】「まつりごと」としての政治を考える【其の四】

          【歴史シリーズ】楠木正成に思ふこと【其の一】

          「歴史」に刻まれた「暗号」を読み解く さて、始まりました!!(勝手に始めました!笑) 今回から「歴史」に関するシリーズをお届けいたします。m(_ _)m 突然ですが「歴史」といえば、 『ONE PIECE』作中の「ポーネグリフ」を思い浮かべませんか? 麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビンが、 隠された世界の歴史である「空白の100年」を暴くため、 主人公ルフィとともに世界を旅しながら探し求めているもので、 それら全てを”ひとつなぎ”にすることで浮かび上がるのが、

          【歴史シリーズ】楠木正成に思ふこと【其の一】

          【七十二候】「雀始めて巣くう」【第十候】

          「春分」の記念すべき日に! 今年は3月20日が「春分の日」でしたね!! 西洋占星学では、十二星座の最初の牡羊座が始まる日として、 「宇宙元旦」と呼ばれる特別な日です。 春分は本当の意味での一年の始まりだという捉え方もありますが、 今年はとりわけ特別な一日だったようで、 ネットでも特別な「祈り」のイベントが行われたりもしましたね!(^ ^) 個人的にも、魂的にいちばん深いご縁のある人と土地に導かれ、 特別な「デビュー」を果たした記念すべき日となりました!m(_

          【七十二候】「雀始めて巣くう」【第十候】

          【名著紹介】『人間の建設』について【其の二】

          さて、シリーズ【其の一】においては、 本書との出会いについての個人的の振り返りと、 文系と理系を代表する「知の巨人」によって行われた対談の内容として、 「世界全体の知力の低下」 という問題が、 「真善美」 というテーマによって明らかにされたことを指摘しました。m(_ _)m シリーズ続編である今回は、 「真善美」自体を支える土台となる問題について、 本書でも話題になっていた「国を象徴する酒」を嗜みながら、 春の夜更けにお届けして参ります。。。 『人の人た

          【名著紹介】『人間の建設』について【其の二】

          【七十二候】「菜虫蝶と化す」【第九候】

          暦(こよみ)への意識が「世界」を変える!? 今日もまた夕方から雨模様でした。 (執筆が暦に追いつけなくなったことを反省していたところでしたが。。。) 日中は京都で用事がありましたが、 お昼に立ち寄った京都御所では、早めの桜も見ることができました🎶 夕方から雨が降る前のひと時に、本格的な春を先取りできた気分です♪(^O^) ところで、 歴史を勉強すると、 京都御所の中の色々な史跡を目にしても、 一々「ああ、これは、例のあれだ!」といった気づきや発見に恵まれます

          【七十二候】「菜虫蝶と化す」【第九候】

          【シリーズ】「まつりごと」としての政治を考える【其の三】

          念願叶って初訪問!! 先日、「太陽の塔」に行って参りました!!(^O^) いつも高速道路を走っていたら、 万博公園の森からいつも顔を出して見えてはいましたが、 公園の中まで入って間近で見るのは初めてでした!! そういえば学生時代に、 阪大に通っていた友人の下宿を訪れた際に来たことはありました。 ですが、其の時はまだ工事中だったのです。 「太陽の塔」が耐震補強工事を終えて、 地下展示が復活したのが2018年3月17日だったそう。 「太陽の塔」が天照大神の化身

          【シリーズ】「まつりごと」としての政治を考える【其の三】

          【七十二候】「桃始めて笑う」【第八候】

          「暦」を置き去りにしてしまったら… このシリーズ、久しぶりの更新になってしまいました。m(_ _)m 前回の記事をお読み下さった読者様からは、 「喪に服しておられたのですね」 とのご指摘とご心配のお声をいただきました。m(_ _)m https://note.com/iwaidah_708/n/n976cec948cc8 無意識下ではそうだったのかも知れないな、と思いつつも、 季節ものですから、「旬」のその時が過ぎたら勿体無い。 それどころか、 これは個人の

          【七十二候】「桃始めて笑う」【第八候】

           追悼 鳥山明先生

          「漫画は現代の神話である」 日本のみならず世界中で追悼が行われているというニュースがあり、 「春分の日」を迎える明日の日本時間21時からは、 なんと世界中で「同時多発元気玉」が行われるという動きも!! 鳥山先生が天国に旅立たれたと報じられてから日が経つほどに実感が湧き、 ニュース動画を観たり、アニメのopやedを聴き直したりするほどに、 自然と涙が流れてくるようにもなってきました。 以前にも書かせていただきましたが、 幼少期の僕自身の背骨を形成したものが三つあ

          【七十二候】「蟄虫戸を啓く」【第七候】

          【二十四節気】「啓蟄」(けいちつ) 二日も遅れてしまいました!!m(_ _)m 【二十四節気】の「雨水」が終わりを迎え、 新たに「啓蟄」(けいちつ)が始まりました!! 昨日も一昨日もあいにく?の雨模様でしたが、 「一雨ごとに春になる」 という気分で受け止めるなら、期待感も高まってきませんか?( ^ω^ ) (花粉症がたまらん!と叫ぶお声も聞こえてきましたが。笑) 「蟄虫戸を啓く」(すごもりのむしとをひらく) さて、【七十二候】の【第七候】に当たります。 「

          【七十二候】「蟄虫戸を啓く」【第七候】

          古神道と言霊と星読みと【其の三】

          その名も…「性命」診断士!! プロフィールを更新しました! そして、プロフィール記事も執筆させていただきました!m(_ _)m 詳しくは書いてある通りなので、ゆっくりとご覧いただきたいのですが、 この度「星読み性命診断士」と名乗ることに決めた次第です!m(_ _)m 「星読み」に関しては、今後もシリーズとして述べさせてもらいますが、 ここで問題となるのは「性命」という、おそらく聞きなれない言葉。 「姓名判断」の「姓名」とはもちろん違い、 「いのち」を意味する「

          古神道と言霊と星読みと【其の三】

          【七十二候】「草木萌え動く」【第六候】

          「雨水」も「末候」に突入! 今日は昼過ぎから雨模様。 なんとなくの気分かもしれませんが、 「雨水」に入ってからというもの、 文字通り「雨模様」が多くなったような。。 「雨」の受け取り方については、前々回の【初候】にてまとめました。 そして、あっという間に【次候】も過ぎ去り、 本日より【末候】に入ります! 草木萌動(そうもくめばえいづる) 草木が芽吹く。芽生える。萌え出る。 『万葉集』の中の傑作 ここですぐさま思い浮かぶのは『万葉集』の中のこの一首。 (

          【七十二候】「草木萌え動く」【第六候】

          「FFⅦリメイクシリーズ」に期待すること

          「約束された神ゲー」がいよいよ解き放たれる!!ついに、明日発売!!! Final Fantasy Ⅶ Rebirth(ファイナルファンタジー7リバース) ですが、 「運命」といえば、こちらでも散々話題にしてきたところ。 「運命は言葉によって変えられる」 エアリスの運命も、きっと変わるに決まっている!! なんつったって、名前が「リバース(生まれ変わり)」ですから!! 前作の「ファイナルファンタジー7リメイク」は、 ちょうどコロナ禍に伴う緊急事態宣言が出されたタイ

          「FFⅦリメイクシリーズ」に期待すること

          【シリーズ】「まつりごと」としての政治を考える【其の二】

          法学部時代の回想 プロフィールに「匂わせ?」として書かせていただきましたが、 文系で法学部に進学をしました(あっさり言うのかよ笑)。 なぜか昔から、政治に興味があったのです。 記憶では、小学校の頃から矢鱈とニュース番組ばかり観てまして、 夜7時から10時まではニュース番組をハシゴして、笑 学校で得意げに語ったりすることもあったように思います(嫌なやつだ笑)。 高校では学級委員を自ら進んで務めましたし、 (野球部だから自重したけど、実は生徒会長にもなりたかった!

          【シリーズ】「まつりごと」としての政治を考える【其の二】