海外留学では何が大事か?語学力も大事だけど、いろんな経験を積んで人間力を高めるほうが大事。
今回も、海外留学について。
前回も書きましたが、海外留学なので語学力を高めるのはもちろん大事です。
ただ言語は手段です。
1番大事なのは、言葉そのものよりもその内容だと思います。
ちょっとわかりにくい話だと思うので、2つ例を出したいと思います。
日本人ですごく話がうまい人がいるとします。
その人は口がペラペラと回るので、スムーズにいろいろな話ができる。
もう1人の人は口べたです。
話すのがあまり得意じゃなくてペラペラと上手にプレゼンテーションなどはできない。
その2人が何かのビジネスについてプレゼンテーションをしたとします。
1番大事な事は何でしょうか?
スムーズにプレゼンテーションすることももちろん大事ですが、もっと大事な事はプレゼンテーションの中身だと思います
もう1つ例をあげます。
アメリカ人ですごく日本語がうまい人がいるとします。
その人は日本語がペラペラなので、スムーズにいろいろな話ができる。
もう1人の人は日本語がほとんど話せません。
しかももじもじしていて、話をするのがあまり得意じゃありません。
プレゼンテーションも上手にできません。
その2人が何かのビジネスについてプレゼンテーションをしたとします。
日本語がほとんど話せない人には通訳がつきました。
ここでも1番大事な事は何だかわかりますよね?
スムーズにプレゼンテーションすることももちろん大事ですが、もっと大事な事はプレゼンテーションの中身です。
言語は手段、というニュアンスが伝わったでしょうか。
日本人が英語社会やスペイン語社会に入ったとしても、語学力が高いだけではダメだということです。
考えていることや伝えたいことを相手に伝える手段として言語を使っています。
言語ができないと、考えていることや、伝えたいことを相手にスムーズに伝える手段がない。
つまり、スムーズに伝えることができない。
なので、もちろん言語を学んでスムーズに伝えられたほうがいいです。
ただ、仕事などであれば、言葉をうまく話すということよりも、その考えてることや伝えたいこと中身のほうが、大事になってきます。
海外留学をする人の最終的な到達地点はどこでしょうか?
おそらく、日本以外の国で生活していく、働く、ということじゃないでしょうか?
もちろん、海外留学をする目的はいろいろあると思います。
例えば、アメリカに留学するとします。
そこでの目的を私なりに考えると
英語を話せるようになる
学問を極めていく
という勉強部門の話もあるでしょう。
また、学問以外では
留学している学校で友達を作る
日本人以外の友達を作る
日本人以外の恋人を作る
アメリカにとけこむ
アメリカに住む=アメリカで仕事をする
などでしょうか?
就労ビザの問題や細かい話はいろいろありますが、最終到達地点は、アメリカに住むということになる感じがします。
ただ、お金がないと生活できないので、そうなると、住む=アメリカで働く、ということになるのでは?と思います。
上に書いた話と同じ話になりますが、アメリカに働くということになると、言葉ももちろん大事ですが、1番大事なのはその中身になってきます。
話の中身が大事なのは、アメリカであろうと日本であろうと、またビジネスであろうと友達との会話でろうと同じことだろうと思います。
それでは中身のある話ができるようになるにはどうしたらいいか?
これも英語、日本語。スペイン語、関係ありません。
シンプルに言えば、いろいろな経験をする。
これしかないと思います。
いろいろな人と話をする。
自分のまわりの友達だけでなく、自分より年下の人や自分より年上の人といろいろな話をする。
そして、いろいろな場所に行く。
日本にも世界にも行ったことのないいろいろな場所があると思います。
そういうところに行き、いろいろなものを見て、感じて、そこの文化も学んで、そしてまたそこでいろいろな人と話をする。
そして、勉強したり、本を読んだり、映画を見たり、いろいろな情報にふれていく。
今であればネットでもそれはできるでしょう。
そういういろんな経験を積んでいく中で、中身のある話ができるようになっていくんだと思います。
おそらく、それが人間力を高めるということじゃないでしょうか?
語学力を高めるのも大事なんですが、それがメインじゃダメですよ。
いろいろな経験を積んで、人間力を高めるほうが大事だと私は思います。
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