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私的音楽アーカイブ87(ハワードマギーほか)

861.ソニーロリンズ:ALFIE
862.ウェスモンゴメリー:CALIFORNIA DREAMING
863.ハワードマギー:THE RETURN OF HOWARD McGHEE
864.ブラッドメルドー:HIGH WAY RIDER
865.アートブレイキー&ジャズメッセンジャーズ:les liaisons dangereuses 1960(危険な関係)
866.ソニークリス:UP,UP AND AWAY
867.ブラッドメルドー:The Art of The Trio Vol.1
868.エリックドルフィー:Unrealized Tapes
869.フランクウェス&ジョンコルトレーン:WHEELIN’ AND DEALIN’
870.チャールスミンガス:TONIGHT AT MOON

⚫︎863.ハワードマギーはチャーリーパーカーなどと有名ミュージシャンとの共演も多いトランペッターだが、はっきり言って知名度はかなり低い。これは麻薬などの影響により、終始不安定で波があった自身のキャリアと無関係でないだろう。麻薬という意味ではパーカーなども同類だが、彼の場合は振り幅が激しすぎ、破天荒すぎてむしろ伝説化していると言えるだろう。ハワードの場合、そこまでのインパクトはなかった。

しかしながら、残された音源には非常に優れた演奏も多く、特にこの作品はデュークジョーダン、サヒブシハブなどと白熱したセッションを繰り広げている。ぜひ今後再評価されてほしい1人である。

Howard McGhee(tp)、Sahib Shihab (sax)、 Duke Jordan(p) 、 Percy Heath(b) 、 Philly Joe Jones(dr)
1955年録音

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