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その扉を開けた先に

宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」を観た。
よくわからない。という前評判をチラチラと見かけていたので、子どもと一緒に難解さに挑んでやる!という意気込みで観た。

結論としては全く心配無用でストーリーがちゃんとあって、ところどころ「え?」「なんじゃ?」と思う部分があったものの、目の前で繰り広げられている圧倒的ジブリの映像と音楽が「これでいいのです。」と謎の説得力を発揮する。というような映画だった。映画の力でねじふせられる。

子どもたちの感想も、おもしろかったねぇ。あの場面のあの表現(例えば水とか森とか食事とか)がジブリだったねぇ。てな感じで、そこにある世界をまるごと楽しんでいたんだなぁと嬉しくなった。

無自覚な日常の平行線からバーン!とジブリの世界が広がっていく感覚はファンタジーそのもので、これから観に行く人は何も調べず、読まず、前評判をいれることなく映画を体験することをおすすめします。

…じゃあ感想を書くなよ。とも思うのですが、観ると語りたくなる映画でもある。印象的なシーンが観る人によって結構違うんじゃないかなぁ。



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