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うちの猫たちは今日も我が家でつよつよすぎる。

読まれているのがいつか分からないので勝手に統一でこんにちは、鰯野つみれです。本日はうちの猫の話をば。



我が家の猫事情。



うちには現状2匹の猫がいます。私と夫+猫2匹という家族構成です。夫も猫好きでお互い実家でも飼っていた過去があったので、飼うのは必然的でした。

写真の奥の眠そうなグレーの子があお。もうすぐ3才のロシアンブルーの雌です。手前の日本猫、たぶんサバシロになるんですかね、こちらが流星、たぶん1歳半過ぎくらいです。保護猫の施設さんの出身です。

実は今の子たちを飼う前に2匹の元ノラ(子猫状態でベランダに迷い込んでうちのごみ袋を漁っていたため保護)な先住ちゃんがいたのですが、どちらも老衰で虹の橋通行済であります。

先住の1匹はしま、キジトラの雌。もう1匹がくろJr略してJr、黒猫の雄です。

それでまずしまが亡くなった後にあおがうちに来て、その後更にJr.が亡くなった後に流星がやってきました。

Jrが、母のように慕っていたしま(しまの姉妹猫くろがJrの母なので叔母ですね。くろ自体はいつしかJrだけを残してうちに来なくなってしまいました)がいなくなって刺激が無さすぎたのか、寂しすぎたのか、ちょいボケというか、少しボーッと張りがない感じになってしまったのです。それで家族会議して新しい子を迎えることになりました。

ロシアンブルーは私の小学生の頃からの憧れの猫種でした。基本どんな猫も好きだけど死ぬ前に1度くらいは…と思っていたので近くでブリーダーさんを探して迎えに行きました。

そして結果的にうまいこといきまして、Jrおじいちゃんは突然縄張りに現れた謎の幼女・あおちゃんにぼんやりしていられなくなり。足腰も弱ってたんですが、ちょっと若返ってましたね。それまで乗れなくなってた少しだけ高いところに自力で乗ったりたまにはあおと小競り合いもして、こんな動けたの?!とびっくりでした。

しかしやはり寄る年には勝てず。それから1年くらいでJrが亡くなると、新たに違う問題が出てきました。

今度はあおの方が人間の足を執拗に攻撃してくるようになりまして、噛んだりお転婆が本当にすごくて。本人はじゃれてるだけなんだろうけども…。それで、これはまさか…と悟りました。

「Jrおじいちゃんは優しかったけどいまいちお年寄りに本気を出せなかった。ひとりになった今、ますます同世代くらいの、敵と書いて友と呼ぶタイプの好敵手、求む!」とコイツは言っている…と。

こりゃヤバいぞ(我々の足が)、とまた家族会議。そして保護猫の譲渡会に行って、そこに参加していた団体の施設からトライアルを経て流星がやってきたのです。あおは私中心で選んだこともあって、今度は夫が自分のインスピレーションで施設にいた子たちの中からこの子!と決めました。

結果的に、流星で正解だったと思います。まさに「好敵手」。しまと流星は今では仲良く追いかけっこをする日々です。

ただ、異様に人間に対してつよすぎるんだよなぁ、2匹して…。

パパ活女子?「あお」と猛き「流星」。


あおはちょうどコロナ禍の期間に迎えたためか子猫の間に人慣れが間に合わず、家族以外にはツンが強めで知らない人が来るとすぐ隠れてしまいます。隠れて観察してくる内弁慶タイプです。

でも家族だけにはデレる。そこがいい…。

うちは人間がご飯のタイミングで猫にもご飯を用意するんですが(人のご飯に手をつけさせないため)、私が調理を終えてテーブルにお皿を並べ始めると、あおはもうそのタイミングで猫ケージがある部屋のドアの前にちょこんと座って定位置につきます。そして私が皿を並べ終わるまでの間に夫がケージに置いてある猫のお皿にカリカリ(上にカルカンかチュールを乗せる)を2匹分用意する算段です。その後人間のご飯が始まります。

その人間のタイミングが少し遅れた時にですね、あおは定位置からちょっと身を乗り出すようにこっちを覗き込んでくるんですよ…「ねえ、ご飯まぁだ?」って言いたげに。

その時の体の角度の微妙な斜めさと、ちょっときゅるん☆とした顔がですね、めっっちゃかわいいんですよ…!!!

夫は当然メロメロです。しかも量が足りなければまた定位置でまぁだ?(きゅるん☆)するので、夫は食べてる途中でも追加を入れに行きます。

これがリアルなパパ活かぁ…。引き出せるだけ根こそぎ引き出す、容赦ないぜ!夫がいない時は当然私がパパをやります。

あとたまに床に落ちてますね。薄ぼんやり天井見たまま手足微妙に丸めて。それもかわいくてですね!!

あおとは逆に流星は保護猫施設という色んな人がやってくる、かつ何匹も仲間がいる場所で育ったせいか、人にも猫にも全く抵抗ないコミュ強です。すごい、ぴっとりとくっついてくるのがかわいいんですわ。0距離接待…!知人や宅配の人とか業者の人が来ると自分から「ねえねえ、あんただれ~?」と寄っていき、逆に先方を「アッ…猫チャン…アッ…」と困惑させます。

まあ突然知らない人間が来たら猫は逃げるもんだと思ってますからね、普通は。猫の方からガンガン絡んでくるとは基本思ってないよね。コミュ強が過ぎるだろ。

そして、あおもですが流星もやんちゃです。

名前をつける時、うちはだいたい分かりやすく見た目の特徴から名前を決めるのですが(あの毛がしましまの子がさぁ~と会話→しま、黒猫のくろ、その子供だからくろJr、毛のグレーが青っぽいからあお、など)、流星の場合は背中の一部白い毛が星っぽい…とつけたわけです。

それで少年ジャンプを読んできた夫婦のため、うっかり「流星…猛き流星、そういや昔ジャンプ作品であったな。あれは犬の漫画か!犬が熊倒すやつ!ぶはは!笑」とかふざけて言ってたら、本当に最近は行動が猛々し過ぎて真顔になりつつあります。

待て…つよいぞ、こいつら。


なんかもう、流星は狭いところ・高いところへの執着がすごい。台所と押し入れに侵入するので日々戦っています。全然諦めない。押し入れの方は流星だけじゃなくあおまで開けるの荷担するんだよね。

まさにゴロつき(喉が)札付き(あお血統書つき)の猫だよ…人間負けそう…。マジで押し入れ明け渡すことになるかも。でも台所だけは死守したい、衛生的にね…。あと、伯父の家でコンロ火ついてる時にうっかり長毛の猫が乗ってしまって尻尾の先だけだけどジュッ…て溶けた?燃えた?事件あったから…。さすがにこわい。

そしてちょうど今、あおが腹のところにスリスリころんしてきてカーディガン着てる袖のところをふみふみしてきてて、非情なまでにかわいいんですが。

爪伸びてますね…。めっさ刺さってる、痛い。でもかわいいから動かずひたすら撫でながら耐えるしかない。

…やっぱつよいよぉ、勝てないぃ。


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