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本を読む(そのための本を読む)

思い出してみれば先月の今ごろも
絶望の真っ只中だった。

では、どうやって切り抜けたかというというと
本を読む…本を読むということであった。

どういうことか説明します。

私は昔から本を読むのが人よりめちゃくちゃ遅い。

なぜか?

すべてを自分の身に吸収したいからである。
(↑欲張り野郎である)

理解し自分の中で府に落ちねば先に進めず、
それゆえいつの間にか
「本を読む」という行為が
「富士に登る」くらい億劫になってしまった…

先月も、物語を作るのに失敗し続けるので
勉強しようと脚本の本を手に取り開いてみる。

これを読み終えるまでに100年かかるのでは…??
というくらいに進まない。途方に暮れた。

進まない、ということは
モチベーションがだだ下がりになるということだ。

さて、どうしようか。

その本を読むことに飽きまくった私は
現実逃避の為に、ない頭をフル回転させた。そして

本を読むための本を読むことに決めた。

本の読み方の本は探せばたくさんあるもので
その中で私が参考にしたのは以下の本である。

「遅読者のための読書術」著:印南敦史

詳しくは読んでみてほしいのだが
この本を読んでとりあえず100年かかるとされた
脚本の本は一日で読むことが出来た。

端的に本の内容をいうと
「ツイッターのごとく流し読み」するというのが
この本の読書スタイルだ。

身構えずとりあえずパラパラとやり
自分の気になったところのみを読んでいく。

あっという間に一冊は終わる。


読めてない積み本ではなく
読んだ積み本が増えてゆく。

それを続けることにより
たくさん本を読めるようになるというのである。

この本では一日一冊、一ヶ月で30冊!!
という目標数があるのだが

いきなりそれはなかなかどうして難しかった…

それでも先月は20冊読むことが出来た。
(↑私的にはものすごいこと…富士にのぼりまくっとるやんけ)

身にはついてないかもしれない。
しかし20人分の違う価値観に触れれたことが
単純に嬉しい。

今月になり、また私は絶望の中にいる。
本を読まねば…

散歩に出るように気軽に一頁。

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