「これが最後」ということはあなたには分からない
そろそろ、「これが最後」ということをしたい。
あまり泣かないのだが、久しぶりに泣いた。
子の卒園式である。
子の成長に感謝し、社会で子を育てていただけることに感謝し、親として子を育てる機会に恵まれていることに感謝する場となった。
自分が子供の頃は入学式、卒業式、成人式などのお祝いごとを「通過儀礼」としてやらされ感でこなしていた気がする。今では「子が大人になる節目にある親のための儀式」として捉えると意味合いが変わってきた。子をもって、この歳になって、ようやく気づいた。