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ローカルならではの良さと嫌気

そろそろ、地方に住む感覚について話したい。


先日、娘の友達の話をした。
どんなおしごとしてるの?のよりよい答え|Iwakami Sho|note

その友達のパパは「家を建てるおしごと」をしているのだが、なんと私の推し酒屋の建築設計をしたのがそのパパだった。
推しの酒屋と角打ちと|Iwakami Sho|note

その酒屋はお店を建て替え、木の香りがして良い雰囲気のするステキなお店なのだが、今も日本酒を中心に買い物をしており、通わせてもらっている。

この身近な範囲でのつながりはローカルならではの良さと思う。

都内に比べたらお店の数が少なく、生活圏が近い。

そうなると、関わりをもつお店が重なることも多い。
ローカルトークで話が弾む。

子どもの頃は、そのローカルならではの良さに嫌気が差したこともあった。
自分が知らない人が自分のことを知っている、とか
どこで何をしている、どんな嗜好かなどなど、自分が話したわけでもないのに知られている、ということが地方では起きうる。

その嫌気が大学受験のモチベーションのひとつだったように思う。

だが、歳を重ねると地方は情報戦である、とあらためて感じる。

情報戦というとおおげさだが、人づてにしか得られない暗黙知が多く眠っているということだ。

大都市だって人づてにしか得られない暗黙知は眠っているのだが、生活圏が多様化しすぎて自分の生活にすぐ活かせないのだと思う。
と、コストパフォマンスに優れた地酒(住む街の酒蔵がつくる日本酒) を教えてもらったときにそんなことを感じた。

なにとぞ。

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