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あなたとの関係性をハッキリさせたい

そろそろ、犬・猿・キジとの関係性をハッキリさせたい。


妻と何気ない会話を話していたときにすこし盛り上がったテーマなのだが、
昔話桃太郎において、桃太郎と犬・猿・キジの関係性は一体どういうものなのだろうか?

桃太郎のざっくりとしたあらすじは皆さん知っての通り、
おばあさんは川で大きな桃を発見→桃から男の子が現れ「桃太郎」と命名→成長した桃太郎が鬼討伐へ→きびだんごで犬・猿・キジを迎え入れ→見事鬼退治
という流れ(諸説あるかも)だと思う。きびだんご提供により鬼退治に行くことになった犬・猿・キジと桃太郎との関係性はなんと言えばいいのだろうか。

いくつかの文献を漁ると「お共」という表現が使われているが、なんとも曖昧である。おばあさんが作った日本一と名高いきびだんごという報酬目当てに桃太郎の「お供」になったのだろうか。そうなると桃太郎に対する特別の思い入れはなく、鬼退治へのコミットメントも正直低い可能性がある。やっつけ鬼退治。一方で桃太郎も鬼討伐を志す者であるから契約まわりはしっかりやっていると思われ、「前払いのきびだんご:1個」「成功報酬型のきびだんご:4個」などリスクヘッジを行っていた可能性もある。
さらに考えると契約形態は「請負契約」ではなく「準委任契約」と思われる。きびだんごという報酬に対して犬・猿・キジが鬼退治というタスク完遂を求められるのではなく、桃太郎の鬼退治を支援するという立場と思われるからだ。
また、鬼退治という死線を越える旅の「お供」として、こんなにもビジネスライクな関係で良かったのだろうか。もっと、漫画ワンピースの船員集めのように仲間と心をぶつけ合い同じビッグピクチャーを共有するほうがいざというとき火事場の馬鹿力が発揮されるのではないかと感じる。桃太郎が鬼と戦っている最中に桃太郎のピンチが訪れたら、犬・猿・キジは「お前のほうがきびだんご多くもらってるやろ」的な横目でみて様子を伺うのかもしれない。
さらに、この物語で非常に価値があるとされている「きびだんご」もひとたび食べたら鬼退治にいく気概がもてる食べ物ならもっと他の人間や人間より強い動物を巻き込んだほうが良いし、「きびだんご」に通貨的価値が生まれるのなら鬼社会との貿易にきびだんごを利用できないか模索をしたい思いもある。そうなると、おばあさんは高齢であることが推測されきびだんご作りノウハウの事業承継が課題となるかもしれない。

決して昔話桃太郎にツッコミをいれたいのではない。
昔話桃太郎のコアとなるメッセージを学び取りたいだけだ。
👆のように考えてみたが、
よく分からなかったのであなたの見解をコメントください⚡

なにとぞ。

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