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3つの差別化軸から何を選ぶ?

そろそろ、差別化の3つの軸を考えたい。


あるマーケティングの本で3つの差別化の軸について読んだ。
その3つは以下。知っている方も多いだろう。
手軽軸
商品軸
密着軸


手軽軸:
早い・安い・近い・便利など、価格やスピードなどで訴求
すぐ欲しい・費用を安く抑えたいユーザーに効果的
大量生産・大量販売が前提になり、価格競争に巻き込まれやすい

商品軸:
商品そのものの技術の高さやオリジナリティを訴求
他にないものを求めるユーザー・最新機種を求めるユーザーに効果的
常に新技術の獲得が必要

密着軸:
顧客対応の良さ・カスタマイズ性などを訴求
「自分にマッチした商品」「必要な情報を教えてくれる」を求めるユーザーに効果的
カスタマイズの自由度を増やすほど商品価格が高くなりやすい

という感じである。具体的な例をだすと、手軽軸ならマクドナルド、商品軸ならApple、密着軸なら注文をしてから魚を捌いてくれるお魚屋さん、といった感じだろうか。

近所にあるお花屋さん。
お寺の近くに店舗があり「お墓参り代行サービス」をやっている。
これはまさに密着軸。

手軽軸×商品軸のような複合的な差別化はユニクロあたりだろうか。
これには資本や規模が必要となる。

まずは、密着軸からやってみると付加価値を探しやすい。なにより、ニーズをひたすら掘り下げることからはじまるのかな。

なにとぞ。

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