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スクープ! 改憲勢力がこぞって不透明な「錬金術」! 日本維新の会は政党助成金を「基金」計上し自由に使用! 鈴木宗男議員は1400万円以上ため込み! 自民党もなんと総裁の岸田文雄総理のため込み2600万以上! IWJは総務省直撃! 鈴木議員と維新本部にも質問状! 2021.12.12

文・六反田千恵 文責・岩上安身

 2021年11月21日、日本共産党の志位和夫委員長が、日本維新の会議員による政党助成金の「ためこみ」を、ツイッターで暴露した。

▲日本共産党・志位和夫委員長のツイート(2021年11月21日、10:57分)

 たとえば日本維新の会の鈴木宗男参議院議員の支部は、2020年分の政党助成金1300万円以上を「党勢拡大の為」という曖昧な使用目的で基金としてため込み、自由に使える状態にしている。

 IWJが直撃取材した総務省政党助成室は、「党勢拡大のため」に本当に使われたかは「検証できない」と明言した。この仕組みは、まさに国民の血税から捻出されている政党助成金を政党支部が自由に使えるお金に変える「錬金術」である。

 鈴木宗男議員は北海道総支部を含めると計1400万円以上、維新の他の議員も1000万円以上の「ため込み」が判明していることから、IWJでは鈴木議員と維新本部へ質問状を送付した。

 さらに自民党の議員、しかも岸田文雄総理がこの「錬金術」によって2600万円以上を、安倍晋三元総理が2000万円以上を、そして麻生太郎副総裁が1900万円以上をため込んでいるも分かっている。そろいもそろって改憲に熱心な政治家であり、ため込んだ金の「使用目的」はすべて「党勢拡大」である。この「錬金術」の根本原因である「政党助成法」を、見直しするべき時期ではないのか?

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▲日本新の会・鈴木宗男参議院議員(IWJ撮影)

共産党・志位委員長が、維新議員の政党助成金「ためこみ」を暴露! 鈴木宗男参議院議員の第25支部は1300万以上!

 日本共産党の志位和夫委員長の日本維新の会の議員による政党助成金の「ためこみ」を暴露したツイートが大きな話題になっている。

※この記事はIWJウェブサイトにも掲載(https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500135)しています。
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