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2023/09/28 3つの観察の対象

仏教の悟りの話をする猫 無銘さんのヴィパッサナーの実践に基づく記事を読んで、3つの観察の対象があり、それぞれ自分の執着によって向かう先が違うというようなことを読む。

自分を振り返ると「自意識」について思い悩むことが多々ある気がしていて、人間関係でもその自意識の問題がいつも顕著に表れている気がする。
創作もひたすら人を描いていて、何のためにそんなことをしているのか、いまだによく分からないけれど執着というか興味の対象がそれそのもの人の存在の明滅のような気がする。
苦しみとはちょっと違うし、苦しさはヴィパッサナーのおかげでもうほとんど気にならなくなっているように思う。
そうすると無我について目を向けたいと思い、おそらくこれはラマナ・マハルシが言うWho am Iのことなんだろう。

Beppu Art Fairで買った古川諒子さんの作品が自宅に届き、また夜はEUREKAのグループ展境界のかたちで、松本奈央子さんの作品を見る。
こういう作品を作ってくれている人たちがいるということと、それを眼にする機会に恵まれているということは本当に素晴らしい経験だと思えた。
それそのものを描いていることも素晴らしいけれど、絵画を通してその向こうを指し示しながら徹底的に物質的であること。
絵が絵の具とキャンバスであることからはみ出ないこと。
かくありたい。

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