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マフィアのアジトにいる夢

マフィアのアジトにいる。
板張りの部屋で、低い机があって、ブラウン管のテレビやモニターが置いてある。
部屋はすべて木材で、濃い茶色に煤けている。

私は机の上に置いてあるモニターを使って仕事をしなければならない。
部屋には何人か働いている人がいるが、サイレントオペレーションが徹底されていて、とても静かで緊張感がある。

仕事をしないといけないが、私はどうしてもゲームがしたい。
もしくは見たいテレビ番組がある。

目の前に黒くて、レトロフューチャーなデザインのテレビがある。
ちょっとメガドライブを思わせるデザインだ。

こっそりそのテレビを付けて、いじってみる。
一瞬8bitな効果音が出る。
周りを見渡すが、誰も気にしていない。
奥の部屋にいるボスも気にしていない。

うまく音量を調整して、ゲームをやろう、もしくは見たい番組を見ようとした。

気づいたら私は机に突っ伏して寝ていた。
はっと気づくと、目の前に置かれていたメガドライブを思わせるテレビはなくなっていて、別のモニターが置いてある。
何だか全体的に片付いていて、これはしまったと思った。

奥の部屋からボスがゆっくり出てくる。
たぶん日本人だけど、どことなくドルフ・ラングレン。
一言、誰に言うでもなく「お前ら寝るなよ」。

窓の外を見ると、広い敷地が四角くえぐられている。
ここにいる前に、あのえぐられていた空間を歩いた記憶がある。

今は温泉が湧いていた。
私があそこを歩いた時のまま、土をえぐっただけの状態で温泉に満たされたプール。
コンクリートや石で固めてなくて、壁が崩れたりしないのかなと思った。

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