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PDCAサイクルの個々の要素


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前回の記事

前回PDCAサイクルの実施のコツを述べた。今回は、PDCAサイクルの個々の要素の解釈について述べたいと思う。


1 P:PLAN
経験上、計画と言われても、計画通り進んだ試しがない。
そんなだから、計画が意味がないようにも思えたりする。
それ故、PLANよりDOの方が重要だ!と主張もしたくなる。
しかし、PDCAサイクルにおいて、P:PLANこそ最も重要である。

私は、Pには、PLANだけではなく、PASSIONやPURPOSEのPであると考えている。
そのため、PDCAサイクルの実施当初は、このPLANは情熱や目的のみで良い。
PDCAサイクルの回数を重ねるごとにより経験値が上がり、予測が可能になり、
危機回避や効率化が可能になってくる。そうすると文字通りのPLANが形成されていく。

私が、PLANがPDCAサイクルにおいて、最も重要というのは、PLANに情熱や目的などの初期衝動を含んでいるからである。この初期衝動こそが行動の源であり、PDCAサイクルの源である。

2 D:DO
DOはPDCAサイクルで最も分かりすく、実感しやすい。
実際に行動をするので、成功も失敗も全て経験値に変えることが出来る。
そのため、DOを繰り返すうちにDOに酔ってしまう。
特に、成功体験が続くと、より陶酔してしまう。
それが続くとDO自体が目的になってしまうので注意が必要である。
目的は、あくまでPLANの中にある。

危険性は孕んでいるが、DOは経験値の源である。
PDCAをサイクルとする上では、必要不可欠でる。

3 C:CHECK
CHECKはPDCAサイクルの中で最も難しい。
PLAN通りにDOが実行されているかの確認することはCHECKの一角にすぎない。
CHECKは、客観的に観察して、分析することが主である。
CHECKは、DOでの失敗までも財産に変える力を持っている。
CHECK次第でPDCAサイクルの質がガラリと変わってしまう。

CHECKはPDCAサイクルの中で最も難しく、PDCAサイクルの質を左右する。
実行者の力量が試されるものである。

4 A:ACTION
ACTIONは、PDCAサイクルをサイクルとして実行するかの決定権を持っている。
CHECKでの分析をもとに進むのか、止まるのか、変えるのか、変えないのかを決断しなければならない。
PDCAサイクル適応する対象によっては、ACTIONでの決断が大きな損失をもたらすかもしれない。

ACTIONはPDCAサイクルで最も責任が重く、勇気のいるものだ。

以上が現時点での私のPDCA各要素の解釈である。次回は、PDCA各要素の関係性について述べたいと思う。

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