おもふこと
思い出の宝箱をひっくり返したくなって
手当たり次第、思い付き次第、
引き出して
ふと、想いに耽る
幼き日々のことがわたしのことなのだが
遥か彼方に感じて、懐かしさを通り越し
羨望のまなざしになる
思い出とは色褪せず熟成されてゆくものだと
わたしはおもふ
温もりは、冷めるものではなく、
感覚に宿っているものだと
交わしたまなざしは、この瞳がしっかり
記憶している
瞳には記憶装置がある様で
いのちを終える時、目を瞑るのは、
その記憶を遡り、映画の様に観ているのかも知れない
優しいまなざしであります様に
いつまでずっと
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