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1日約30円で使える万能デザインツールCanva。小さな会社も大きな会社でも使える!

こんにちは、株式会社イザンの井上です。
オーストラリア発のめちゃくちゃ便利なデザインツール「Canva」。「キャンバ」と読みます。
商用利用可能です。(一部AIで生成した画像などは除きます)便利です、安いです。とてもおすすめしたいので今回はおすすめしたいという気持ちを記事にしました。


これも全部Canvaで作りました。小さな画像をたくさん組み合わせるとこんなものまで作れます。

『Canvaは、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールです。61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単にあらゆるデザインを作成できます。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも使えます。』
「Canva」にはこちらからどうぞ。

Canva公式サイトより引用

会社の制作物を全部Canvaに置き換えてみました

当社では昨年から、思い切って社内の制作業務を原則すべてCanvaに置きかえました。結果として以下のようなものすべてをCanvaで制作できました。

プレゼンテーション資料、商品案内、掲示物・チラシ、ポスター、研修用の資料、短時間の動画、名刺、SNSのアイコン、広告画像、You Tubeのサムネイル、撮影計画書、イラスト、Webページ、ロゴ制作、メルマガのヘッダー…

使い始めたのは昨年8月。1年以上で私個人では300以上のデザインを作成しました。

今回は実際に社内で使ってみてのレビューをお伝えいたします。​​​​​​​

実際の画面 テンプレートからイメージに近いものを選び文字や素材を変更するだけでもデザインができます。

導入して見えてきた成果

1)様々なものをCanvaに集約できた
PowerPoint、Illustrator、Photoshopはよほどのことがないかぎりは使わなくなりました。

Canvaはブラウザまたはスマホやタブレットのアプリで利用できます。オンラインで利用するので、デザインの共有が便利で社内での引き継ぎもスムーズです。環境を選ばず、手元でデザインの修正やバージョン違いを作れるようになったのは本当に便利です。

素材を組み合わせて一枚絵を作るのも得意。色々と作ってみたくなります。

2)誰でも簡単にデザイナーに
Canvaの操作は直感的で「見たまま」編集できるものです。そのためデザイナーではないメンバーでも簡単に文字を変更したり、画像を差し替えられます。日本語フォントも驚くほど用意されていて表現に幅が出ます。

3)とても安い、1日約30円。
有料版Proは年間12,000円。1日あたり30円強。5名まで使えるプランでも年間18,000円です。リーズナブルというだけではなく、機能や素材は制限されますが、まずは無料から始めることもできます。

有料版のストレージは1TB。ほぼ無限に作成したものを保存できるので削除しなくていいです。

4)話題の生成AI機能も使える
Canvaはただテンプレートに素材を配置してデザインをするだけではない多くの機能が使えます。
・翻訳機能
・素材の一部を変更する、不要なものを消せるマジック消しゴム
・テキストからAIが画像を作成してくれる
・音楽のビートに合わせて画面を切り替える。SNS投稿用の短い動画も簡単。
・AIによる文章作成
・印刷用にCMYKデータでエクスポート など​​​​​​​

・名刺のデザインも簡単です。他のデザインで使用したロゴや写真といった素材を共有できるのでロゴデータを一度Canvaにアップしておけば社内みんなですぐに使えます。

Canvaに死角はあるのか。

PowerPointは25年、IllustratorやPhotoshopを20年近く使ってきた私でも置き換えができたCanva。死角がまったくないように書いてきましたが、いいところばかりでしょうか。

1)Canvaバレしてしまう
これCanvaで作ったんじゃ‥と相手に伝わってしまう可能性があります。
悪いことではないですが、テンプレをそのまま使うのではなくフォントや色を変更するなどしてひと手間かけるとグッとクオリティが上がります。

2)日本の素材がまだ少ない
Canvaでは音楽、アニメする画像といった幅広いなジャンルの素材が1億点以上用意されています。これだけで有料版を使う価値はあると思います。

ただ、人物(特に日本人含むアジア系)が入った写真素材や日本の風景、和風のデザイン素材はまだ少なめ。これは他のデザインツールも同じですが、私は他の素材サービスを利用して対応しています。

A4サイズチラシ表面。DTPソフトには敵いませんが、これだけできればPowerPointやWordよりはデザインの自由度は高いと思います。操作も直感的です。

3)細かなところまでこだわれない
Illustrator、Photoshopなどでデザインしている方にはもっとも気になる点だと思っています。

文字詰めと呼ばれる文字間の調整や、一文字ごとに細かな設定をするのは苦手です。文字の装飾も含めて文字周りは不満があります。しかし、これらの機能を実装するとせっかくのシンプルな操作方法が台無しになってしまうかもしれません。悩ましいところです…。

メルマガのヘッダーでも大活躍。繰り返し作成するこういう素材はIllustratorでもPhotoshopでもパワポでもなくCanvaが活躍する場面。

デザイナーはもちろんノンデザイナーの強い味方になります

お仕事の中でデザイナーでない方が何かの「デザイン」をすることは意外と少なくありません。外注するほどではないけど、それなりのものは作りたい。そういった営業、事務、広報、人事、小売店・飲食店など様々な方のお役に立つものと思います。

個人や数名程度~ある程度の規模の組織で広く活用できるように作られています。

当社でも1年以上利用してみて、大きな可能性を感じましたし、どんどん使いやすくなっているのも実感します。​​​​​​​気になった方はぜひ一度、無料プランから使い始めてみてください。きっと誰かにおすすめしたくなると思いますよ。

★Canva

https://www.canva.com/

株式会社イザン 代表取締役 井上浩二

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