睡眠の質やストレスを可視化、スマートウォッチ利用の楽しみ

スマートウォッチ導入の経緯

私は腕時計が苦手です。その他にはアクセサリーなど身につけるものや身体を締め付けるようなものも苦手です。そんな私が、健康管理のためにスマートウォッチを購入しました。
きっかけは、使ってはいないけど長年所有していた腕時計がひどく色褪せたため、断捨離の折に処分したことです。
スマホがあるので、それほど腕時計の必要性は感じていなかったのですが、スマホを持ち歩けない状況で時間を知りたい時があったり、スマートウォッチを使用している知人から使用感を教えてもらったりして、スマートウォッチに興味を持ちました。
改めてスマートウォッチを検索してみると、サイズ、デザイン、機能など色々で、どれがいいのか分からず悩みました。腕時計は使い慣れないので小さいサイズがいいけど表示が見にくいのは困るし、多機能は魅力的だけどお試し気分で買うのに見合ったお手頃価格で購入したいと思い、とりあえず気になったものを片っ端からカートに入れていきました。
デザインも気になるけど、コストパフォーマンスを重視した機種も捨てがたいとあれこれ悩んで、最終的にはファーウェイのスマートウォッチBand6に決めました。

ファーウェイスマートウォッチBand6でできること

Band6は、1.47インチのディスプレイで、ウォッチフェイスは沢山の無料デザインから選択でき、変更も簡単にできます。心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、睡眠の時間と質を24時間常時(一定期間毎)計測します。心拍数が一定のレベルを超えた場合と、血中酸素レベルが下がりすぎる場合には、アラートが表示されます。その他にも、万歩計、ワークアウトのトラッキング、着信やメッセージの確認、天気情報の表示、月経周期トラッキング(Androidのみ)、音楽再生コントロール(Androidのみ)、リモートシャッター機能(EMUI8.1以降)、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、懐中電灯、スマートフォンを探す、などの機能があります。

使ってみた感想

ウォッチフェイス

ウォッチフェイスは、無料でダウンロードできるデザインが200種類以上あります。わたしはモノクロやシンプルなデザインが好みで、気分で変えながら使っています。ただ老眼気味の私にとって小さい文字表示は意味をなさないので、時計以外の情報を表示させたい場合は読みやすい文字サイズのデザインに限られてしまいます。最近追加されたデザインには、ウォッチフェイスのマークをタップするだけで、天気やタイマー心拍数などの詳細表示に切り替えることができるものもあり、大変便利になっています。

活動促進通知

活動促進通知という機能もあり、1時間以上座り続けているとからだを動かすように通知されます。座りっぱなしの事務仕事中は立ち上がるきっかけになるし、家にいる時は通知があるとラジオ体操やストレッチをするようになりました。

アラーム

意外に良かったのが、アラーム機能です。スマホのアラームではスッキリ起きられないこともあり、起きた後も寝ぼけ眼でスマホを探すのもストレスでした。それに対して、Band6はスマートアラームという機能があり眠りの浅い時間に振動してくれるようなので、スッと気持ちよく起きれるようになり、停止するのも腕のボタンを押すだけでストレスを感じません。また、お昼と業務終了時間にもアラームを設定しておくと、うっかり時間が過ぎてしまうこともなく、気持ちよく仕事を終えることができるようになりました。

ストレス

ストレスの可視化で分かった興味深いことは、いつもだいたい同じ時間帯、同じ曜日にストレスを感じていることです。私の場合の傾向としては、仕事開始前後、仕事終了直後、食事前後が多いです。そして、なぜか毎週日曜日だけはノーストレスでした。土曜日はまだ前日の疲れが残っていたりして、リラックスしきれていないのかもしれません。

天気情報

天気表示も便利です。スマホを開いて天気予報を確認するのが面倒だったけど、腕時計の画面をスライドするだけで天気と気温をチェックできるので、出掛ける前の天気チェックが楽になりました。Band6では、一週間分の天気と、詳細は6時間後までの詳しい天気が分かります。ただ、スマホとうまく同期が取れていないと古い情報を表示している場合があるので、更新時間も確認しつつ利用した方が良いです。

血中酸素

血中酸素は、今のところ健康体のおかげか時々値が低くなることはあるけど、正常値内です。生活リズム等との因果関係はよく分からないので、まだ様子見です。

着信やメッセージの通知

通知機能は最初は上手くスマホと連携できるか心配だったし、あまり期待はしていなかったけど、意外と便利です。スマホでは通知が鳴るたびにスマホを開くとかは鬱陶しいので、ほとんどのアプリを音を鳴らさないように設定しています。でも、スマートウォッチに届く通知は画面スライドのワンタッチで確認できるので、すぐに確認するにもまとめて確認するにもストレスレスです。最近、iPadが便利でスマホの存在を忘れていることがあります。休日はKindle端末で読書三昧に浸っていて、iPadすら触っていないこともあります。スマホは休日でもマナーモードの解除を忘れたまま過ごしてしまうことが多いので、そんな時でも、手軽に通知を確認できます。おかげで家族からのLINEに気づかないことも無くなりました。

ワークアウトのトラッキング

ワークアウトのトラッキングはまだ使いこなせていません。平日は30分間ほど仕事の帰路を歩くので、屋外ウォーキングとして記録しましたが、2.5キロほど歩いて消費カロリーがたつたの120kcalということに、たったそれだけなのかと少しショックでした。屋外ウォーキングの場合は、歩いた軌跡、平均心拍数、距離、平均ペース、平均速度、時間、歩数、ケイデンス(歩数/分)、平均歩数、平均歩幅、消費カロリー、パフォーマンス(最大酸素摂取量、ml/kg/分)が分かります。

まとめ

まだそれほど使いこなしていませんが、私にとって便利な機能が多く購入して良かったと思います。 健康を意識する良いきっかけにもなったと思います。
特に睡眠の質を知れたことで、もっと質の良い睡眠を取ろうと意識するようになりました。また、万歩計を24時間身につけることで正確な活動量を把握でき、少しでも多く歩くよう心掛けるようにもなりました。
新しいウォッチフェイスが時々増えていくのをチェックするのも、楽しいです。でも、私にフィットするデザインにはもう少し工夫が欲しいところなので、もっとオシャレで便利なウォッチフェイスが増えると嬉しいです。

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