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50代独身女子の新たな冒険。第2の収入源を手に入れて、場所に囚われない働き方を実現する!

コロナ禍の不況の真っ只中に、突然のリストラ宣告。

えっ、この先どうなるの?
この不景気で、転職先が見つかるの?
持ち家なし、パートナーなしのアラフィフ独身女のお先は真っ暗?

頭が真っ白になり、不安だけがどんどん膨れ上がることに。

そんな私が田舎にライフシフトして、新しい働き方に出会ったことで、新しい収入源を手に入れる冒険が始まった。


キャリアアップに囚われて転職活動につまづく 

30代、40代は、海外拠点でバリバリ働いていたと自負していた私。
それなのにある日突然、「ビザは延長しない」とソリの合わない上司から淡々と言い渡された。
えっ、何で私が......。言葉がでないまま、目の前に霞がかかった。

次から次へと悔しさが込み上げる。
だけど、ビザが切れるまで、たった3か月。
どうしよう......、時間がない。

悔しがっているヒマもないまま、転職活動を余儀なくされた。

折角の人生の転換期。
今まで培った仕事のスキルを活かしたい、年収アップを目指したい、海外経験と語学力を活かしてグローバル企業で働きたい、という転職への思いがあった。

しかし、転職案件に応募しても、箸にも棒にも引っかからない。転職カウンセラーからは、50歳を過ぎると正社員での採用は厳しくなるため、派遣も視野に入れた方がいいと、アドバイスされた。

薄々は感じていたが、50代の転職に世間はそう優しくない現実を突き付けられ、自分の市場価値の低さを、改めて思い知った。

明確な答えが出せないまま、「私はこの先どうしたい?」と問いただす日々に。


「田舎暮らし」という選択肢に巡り合う

そんなときに、地方で起業している友人に紹介されたのが、「地域おこし協力隊」としての働き方。

「地域おこし協力隊」って何?早速、ググってみることに。

地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域に住民票を異動し、地域活性化のために従事すること。言い換えれば、何でも屋。

直感的に「何だか面白そう」と思い、将来的な目標もあいまいなまま、エイヤッと思い切って飛び込んでみることに。


田舎にライフシフトしてみたら 


人生初の田舎暮らし。
移住した先は、コンビニやスーパーもない、新潟県中山間地域にある人口800人以下の限界集落。

当然、都会のような便利さは1ミリもない。その代わり、季節ごとに移り変わる美しい自然や、厳しい自然と共存してきた暮らしの知恵など、「豊かな暮らし」が至るところに存在していた。

特に、「昔はなんにもなかったから」と言いながら、経験値をたよりに何でもやってのける70代、80代の田舎のおじーやおばー人生観。どんなマニュアルも通用しない人間力は、決して都会では学ぶことのできない価値のあることばかり。

確実に、田舎にライフシフトしたことで、新しい世界が広がった。


自分時間が充実し、新たに見えてきたこと

都会のような誘惑がない田舎暮らし。
大きな変化は、家にいる時間が圧倒的に増えたこと。ゆっくり自分を見つめ直す余裕が生まれ、真剣に「これから先の人生」に向き合うようになった。

これまでは、会社が引くレールをがむしゃらに歩いてきたが、そんな時代に自ら終止符を打った。だからこそ、これからは自分で稼ぐ力を身に付けて、枠に囚われない働き方を目指したいと思い始めた。

先ずは情報収集のために、Kindleで副業に関する本を読み漁った。その中で、これやたい!と思ったのが「webライター」。学生のころから本の虫と言われ、文章を書くことが好きだったからだ。

ワクワク感をかかえ、最初の一歩を踏み出すために「クラウドワークス」へ登録した。


クラウドソーシングで副業を始める

ライティング経験ゼロからのスタート。
初めて執筆した記事は、マレーシアに関する記事。マレーシアに在住していることを理由に応募したら、テストライティングから受注。書き方のルールすら分からないまま、無我夢中で4000文字を5本書き上げた。

自分の文章が0から1で初めてお金になったとき、サイトに記事がアップされたときは、あまりにも嬉しくて自分で自分をほめちぎりまくった。

ただし、その後に待ち受けていたのは、低単価の案件ばかりで稼ぐことには程遠い現実。しかも、1記事を書き上げるのに膨大な時間がかかり、時給に換算したら10円以下。

単価の高い案件や継続案件が獲得できないまま、ひたすら書きつづける日々に。


自己流は事故る

少しづつ文字単価は上がったが、最高で1文字2円止まり。相変わらずリサーチや執筆に時間がかかり、労働対価は低いまま。

そんな中、実績を増やすためにブログを開設してみた。「田舎へのライフシフト」をテーマに、自分が体験したリアルな田舎暮らしを発信。

しかし、友人からは

  • ターゲットがぶれぶれ

  • 独りよがりな文章で読者目線でない

  • 回りくどい言い回しが多くて読みにくい

  • トピックがあいまいで何を言いたいのか分からない

など、手厳しいコメントが。
当然、読み手に全く刺さることなく、PV数は低迷状態。

やはり、「自己流は事故る」と思い知らされた。


プロの脚本家から学ぶ「ストカレ」に入学

自己流で事故りまくっていたころ、プロの脚本家から学べるライティング講座を知った。
取り合えず無料だからと、軽い気持ちで体験会に応募。

体験会に参加してみると……
のっけから分かりやすい。

「ストーリーライティングって私に向いているかも?」
「私でもストーリーライティングでKindle出版できるかも?」
とどんどん引き込まれ、パソコンの前で空腹感も忘れて2時間集中。

決して安い金額ではない受講料。でも、やってみたい。

3カ月後にはライティングスキルを身に付けて必ず元を取ってやる!と決意し、入学手続きをポチっと押した。


Xの140文字で伝えるストーリー力を鍛える

ストーリーライティングの講義が始まった。
プロの脚本家からの学びは、めちゃくちゃ濃い。

学びをアウトプットするために、ストーリーを使ってXに投稿することを始めてみた。140文字以内で簡潔に伝えることは、意外と難しい。最初の書き出し、言葉選び、共感させるストーリー展開に四苦八苦。

久しぶりに脳みそをフル回転させながら、日々投稿を続けている。おかげで、ストーリーを使った発信力が身についてきた。

さらに、Xでつながったライターさん達からの学びは大きい。いろいろな投稿から学びをくみ取ることで、自分の中で新しい世界が生まれた。

共に頑張る仲間が増えたことが、今の私への励みになっている。


ブログの再開を目指す

「今日は何を投稿しよう」。
Xを使って自分のストーリーを投稿し始めてから、日常の小さなことに目を向けるようになった。ストーリーで日常を伝えることが、毎日の課題となっているが、楽しみの1つともなっている。

そこで、ダメダメだったブログを再開しようと決意。

あらためてブログを読み返してみると、ターゲットがぶれぶれ、見にくいサイトのデザイン、全く読者目線になっていないストーリー展開。

まさに、自己流で事故りまくり。

見直す点は山ほどあるが、ターゲット設定、投稿のリライト、サイトのデザインの見直し……など、できることから始めてみようと思う。

目指すは、ブログで稼ぐことも視野に入れて。


なりたい自分へ向けて

人生100年時代を生き抜くために、ストカレに入学した。
毎日、学びが増えていくことで、一歩一歩ライターの階段を登り始めていると実感している。

今のゴールは、0→1のスキルで第2の収入減を手に入れて、場所に囚われない働き方を実現すること。

一見、無謀に見える挑戦だが、人生の引き出しが多いアラフィフだからこそ、深みのあるストーリーライティングが書けると自負している。

直近の目標は、kindleを出版して自分のストーリーで実績を作ること。まだ1ページも書き始めてもいないけれど、必ず実行すると決めて未来の出版日を手帳に記した。


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