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結局自分を知ることでしか、自分を輝かせられないよね、って話

あなたは、素敵な人を見て「ステキだなー♡」と思った後、どんな考えが浮かびますか?

わたしは長い間、「いいなー。いいなー。わたしもそうなりたいけど、そのためにはめっちゃ努力しなきゃいけないなー。そんなの、わたしには無理だよなー」と考えて、すごく気分が悪くなっていました。

なんというか、"そのステキ要素があの人にはあって、わたしにはない"と思っていたんです。自分にないものを身につけるためには、やり方を学んで、練習して、努力して。長い道のりを想像して苦しくなっていました。



でも最近思うんです。
「ステキだなー♡」って心が惹かれるのって、その人がその人らしく輝いているからだよな、って。

いくらスタイル良くて美人でも、嫌々作り笑いでその場にいたら「美人だな」とか「スタイル良いな」とは思っても、「ステキだなー♡」とは思えない。
その人が楽しく自分の才能とセンスを使って、好きなことをしているからこそ、他人を魅了するんです。
本当は自分のことを大嫌いなのに、盛って見栄え良くして、盛ってることに罪悪感持ちながら行動していたら、他人は無意識で違和感をキャッチするから。(瞬間的に良く見えてもメッキは剥がれやすい。人の無意識ってめっちゃ優秀なんで)


だから、「ステキだなー♡」と思った後に、自分がやることは、
・どこがステキだと思ったのかをできるだけ具体的にすること(見える部分も見えない部分も)
・そのステキさを自分だったらどう表現できるか探すこと
・実際それを自分でやってみること
だな、って。
そうすることで、より自分好みのステキさを表現できると思うんです。

例えば、他人の写真を見て「ステキだなー♡」と思ったならば、
ポーズがステキなのか? スタイルがステキなのか? 表情がステキなのか? メイクがステキなのか? 服装がステキなのか? 背景がステキなのか? 雰囲気がステキなのか? どこに自分が反応しているのかを具体的にして。
今の自分の手持ちでそのステキさを表現するとしたら、自分ならどうするかな? をシュミレーションしてみて、実際やってみて、やりながら「こうだったらもっと好きかも♡」って工夫していったら、、、
って考えただけで、ちょっとワクワクしませんか?


他人は、単なるデータ。
全部を自分でやってみるのは時間的に難しいから、他人がやっているのを見せてもらって、好き嫌いを分別して、好きなデータだけ収集して、好きな要素を抽出して、より細かく自分の好きを知る。
そのためのもの。


ひとりひとり才能もセンスも違う。
いくら同じことを同じように真似しても、自分はそのステキな人にはなれない。違う人なんだから当たり前。それは不幸なことではなく、幸せなこと。
まんまそのステキな人になるよりも、そのステキな部分を真似ながら、より自分好みにしたほうが楽しいでしょ♪


わたしは、それぞれの人が、その環境・その容姿・その才能・その性格で生まれてきたこと、育ってきたことに、必ず意味があると思っています。
それがないと感じられない感情、成し遂げられない未来があるから、それを持って生まれてきた。

なので、無理して自分を他人に当てはめようとせず、自分をベースにしたうえで、よりステキになれる道を探すのがいちばん早いよね。
努力しなくていいとか、そういうことじゃなくて、努力すべきポイントをちゃんと見極めようということ。


そのために日頃から、
・自分が何が好きで、何に惹かれるのかを観察して把握すること。
・客観的になって自分のステキポイントを見つけること。
・自分のステキポイントをよりステキに見せるために、どうしたらいいかを研究すること。
が大事だと思います。

ないものを身につけるのではなく、"すでに自分にあるステキの種を、自分好みに育てていく"というイメージ。


まじ、人のこと見て羨んで落ち込んでる暇があったら、自分のステキなとこひとつでも磨けよ!ってことです(←自分に言い聞かせている)


Enjoy your life!
イズミ

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