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心臓を焼いちゃった話②

病院の帰り薬局に行き、処方薬を購入した。その薬はサンリズムという薬で、不整脈の薬としてメジャーな薬だった。サンリズムカプセル50mgを1日2回、朝夕食後に。それとサンリズムを飲むと痒みが出るかもしれないそうで、かゆい部分に塗るように、とアンテベート軟膏も処方されていた。

夕食後、サンリズムを飲んでしばらくすると、心臓が静かになった。
びっくりした。
本来の心臓ってこんなに静かだったんだ、って。
ここ数ヶ月、ずっと心臓がうるさくて、夜も寝にくくて。
それ以前は、心臓の音なんて気になる事はほとんどなかった。緊張した時とか、運動した後とか、そういう時だけで、普段は気になる事なんてなかったんだ。
久しぶりに静かな心臓になり、体がずいぶん楽に思えた。
かゆみはほとんど出ず、軟膏も1、2回使ったぐらいだった。
サンリズムが効いてる時は、心臓は静かだけれど、数時間経つと効能が切れてくるのか、またドキドキしてくる。ドキドキするとやはりしんどいので、次の薬の時間が早く来ないか、と思っていた。だから薬の飲み忘れはなかった。

病院でもらったパンフレットはよく出来ていた。
「カテーテルアブレーション(心筋焼却術)治療を受ける方へ」と書かれた20ページほどのパンフレットで、心臓の役割から不整脈の種類、カテーテルアブレーション治療の流れまで、分かりやすく書かれていた。
要約すると、不整脈には色んな種類があって、気にしなくてもいい不整脈もあるけど、治療しないと危険なものもある。心臓は電気信号で動いているけれど、その電気信号が何らかの原因でバグっちゃって、不整脈を起こしてしまう。それで原因となるバグの部分をカテーテルを使って焼いちゃおう、そしたら不整脈も治るよ、って話。

パンフレットでは、カテーテルを入れる部分(太ももの付け根や手首等)の部分麻酔で行う、と書かれていたけれど、私は全身麻酔だと言われた。
担当医が全身麻酔の方針なだけかな、と、この時は思っていたけれど、あとから、私の場合は心室性期外収縮と心房細動と両方なので全身麻酔でするのだと分かった。

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