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続き、音楽で地球は救えるか

「24時間テレビ〜愛は地球を救う〜」は音楽番組だと思う。
音楽の素晴らしさを感じる番組かな。

これは昨日から違う視点で24時間テレビを観た私の感想です。

昨日のnoteの続きになるので一読してくれたらうれしい。

24時間テレビは”障害者を利用した感動ポルノだ”とか”偽善番組だ”という意見を毎回目や耳にするので、本当にそうなのか?という見方をしてみました。

開始から15時間ほど経過をしてるが、障害を題材としたものは、序盤に橋本環奈さんが耳の不自由な子どもたちと応援団パフォーマンスに挑戦するというものがあったけどそれ以降は、病気、東日本大震災、戦争がテーマのものがあったけど”障害”がテーマになっている番組はそんなになかった気がします。

全体的にみても”障害”を取りあげたものは以前に比べて時間的にも少なくなったんだなといった印象を持ちました。(むしろ地方放送の方が障害をテーマにしていた印象)

それより24時間テレビを観ていて、
一番印象が強かったのは「音楽」でした。

これ、ほとんど音楽番組じゃないか?というのが私の感想です。

合間合間にアイドルが歌を歌うし、ダンスなどのパフォーマンスにも音楽はつきものです。

番組で生まれた加山雄三さんが歌う「サライ」は今日が最後らしいですね。

きっと音楽なくしてこの番組は成立しないんだなとも感じ、それをさらに強く感じたのが次に書く内容で、それがきっかけで音楽について少し深く考ることになりました。

▽音楽で地球を救おうとしているのかもしれない

私は24時間テレビの中のあるスペシャルドラマに釘付けになっていました。

「すぎやまこういち物語 ドラゴンクエスト『序曲』知られざる誕生秘話」

昨年、ドラクエゲーム内の数々の曲を生み出した、すぎやまこういちさんが亡くなったので24時間テレビで取り上げられたと思うが、この誕生秘話のドラマみたら何とも言えない思いが込み上げてきていた。

ドラゴンクエストといえば、1986年に一作目が発売され、主人公を操作して冒険していくというゲームにRPGという新たなジャンルを作り出したのもドラクエと言っていいくらい有名なゲームだと思います。

私も小学生の時に初めてプレイして、それから何度となくドラクエの世界にのめり込み「冒険」をしている気持ちになっていました。

このドラクエになければならないもの、それは音楽でありオープニングの「序曲」だと思います。
きっとこの曲を聴くだけでワクワクする気持ちになる人は多いのではないだろうか。

去年の東京オリンピック開会式の入場曲に使われたほど偉大な曲になりました。36年分の思い出が蘇ってきた感覚。
ドラマの中でも「音楽は心のタイムマシーン」と言っていたし、この曲を改めて思い出し、当時のいろんな感情と共にすぎやまこういちさんに感謝をしていました。

▽音楽は人間が息をするのと同じくらい大切なもの

音を楽しむと書いて「音楽」とは何だろうか?
今回、音楽の歴史を辿ろうとは考えなかったが、音が存在した時点で音楽ってあったんじゃないか?と考えたら人間の誕生と同じくらい歴史があるような気がしました。

きっと音楽は「人間が息をするのと同じくらい自然に取り込んでいる大切なもの」なんだろう。

音のある世界が当たり前の人は、音楽のない世界を想像できるだろうか?
生まれてすぐのお母さんの子守唄もなければ、気持ちが高まっている時の無意識な鼻歌だってなくなる。
ゲームの中も無音になるだろうし、通勤中は一体何をイヤホンから流せばいのだろうか?
生活に彩りがなくなって、全てが無機質なものと変わる気がしますよね。

緊張したり落ち着かない時に”深呼吸”をするのと同じくらい、音楽もじっくり深呼吸するように聴いてみると心が安らいだりする大切なものだったなと実感しました。

心がざわついた時こそ音楽をじっくり聴いてみましょう。



▽わたしの考察

チャリティー番組として観てしまうと色んな批判が生まれるので、音楽番組として観たらちょっと違う楽しみが味わえるかもしれません。

「チャリティー番組なんだから出演者がギャラをもらうな!」
「スポンサーがたくさんついているんだから募金集めるな!」

みたいなツイートを見かけるけど、生活の中心に”お金”を置いているとそのような思考になるのかもしれないので、今日は”誰かのため”を意識すると「じゃー自分が何をする?」に思考が変わったりします。

寄付はしたい人がすればいいだけの話だし、番組に批判的になっている時は主体的ではなく反応的になっている事に気がつかなければいけないなと思いました。
私は番組とは別に「じゃー自分は福祉や環境問題に対して何ができるか」を考えるようにしたいと思いました。

番組に否定的で寄付したくないと思う人はNPO団体などへ直接寄付するというやり方があるのでオススメです。
番組批判だけで終えてしまうのはそれこそ”偽善”のような気がしてしまいます。
何か自分にできることをする。"音楽”で誰かを幸せにするだっていいと思う。
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ちなみに、私はチャリティー番組に否定的でもなく肯定的でもありませんが、24時間テレビで集まった寄付金は「福祉支援事業、環境保護活動支援事業、災害復興支援事業」に使われていて、私は福祉の業界にいるけど、業界には車が寄付されたり、たくさんのお金が使われています。

と、チャリティー音楽番組を観て思いを綴ってみました。

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