度数
メジャースケールを前回学びました。
今回はそのメジャースケールをもう一歩発展させて数字で呼ぶようにしましょう。
この度数という考えはジャズだけにとどまらず、ポピュラー音楽をやる上でとても大事なことなので、しっかり覚えたいもんです。
論理的な考えをする時に数字で考えるのはとても効率的だし、理にかなっています。
合理的ってことです。
音と音がどれだけ離れているか、を表現する時に使うのが度数という言葉です。
例えばドとミであれば3度(正確にはこの場合は長三度と言います)の音程の関係にあります。
ただ、ジャズの場合、これを音程間にだけ使うのではなく、その時のコードのルートに対しての音程で使うことがほとんどです。
例文
頭のメジャーコードの3度の音が、、、
5小節目のマイナー7は5度の音に、、
とか。
音と音の間、音程を表現する為の表記ですが、ジャズではコードのルートに対しての感覚を表現する使い方をするということです。
もちろん音程差、インターバルについても使いますよ。
コードの説明はまた今度しますが、今日は呼び方を覚えます。
いたって簡単です。
白鍵のみのドレミファソラシドを使う場合、
聴覚上最も安定する音はドです。
ドが中心になります。
ドを1と考えます。
あとはドから始まるメジャースケール上に数字を振っていくだけです。
なのでCメジャースケールの度数は
ドレミファソラシド
1234 5678
です。
ちなみにもちろん8=1ですからね。
今日のまとめです。
①トニックとの音程を度数として使う
Cがトニックのメジャースケール=Cメジャースケール
②ドレミファソラシド
123 4 5671
③これを覚えるのが嫌なのであれば今すぐジャズをやめる
以上です。
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