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過去最高の夏の思い出

「夢のような時間」

つい3ヶ月ほど前に参戦したJAPAN JAMでも感じたことだが、今回も再びそういう感覚を味わった。

FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)、SUMMER SONIC(サマソニ)と並ぶ日本3大音楽フェスに挙げられるROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロッキン)。そんなロッキンに初めて参戦してきた。これまでこういう音楽フェスとは縁遠い人生ではあったけど、今や伝説となっている2019年のロッキンでのモーニング娘。のライブ映像を観てからロッキンにめちゃくちゃ行きたくなった。「来年こそは自分もこの場に立ち会いたい!」と意気込んだ。しかし、翌2020年、2021年とコロナの関係でロッキンは中止。そして、様々な規制のある中行われた去年のロッキンはチケットが取れなかったり同行してくれる友達が居なかったりで参戦できず。
そんなこんなでロッキン参戦を夢見て早4年。その夢が昨日、ついに実現した。

夢が叶った。
そんな人生初のロッキンでの1日は本当にあっという間でまさに「夢のような時間」だった。個人的には、同じ京葉線沿線の舞浜よりも蘇我の方が「夢の国」だった。少なくとも昨日は。
先述したように3ヶ月前に同じ主催者、同じ会場、同じ目当てのアーティスト(ハロプロ)のフェスであるJAPAN JAMに参戦していたが、やはりロッキンはそれよりもワンランク、ツーランク違った。オーディエンスの規模、暑さ、熱さ、アツさ、などなど。ロッキンが日本3大音楽フェスと呼ばれる所以を肌で感じた。

昨日のロッキンは本当に色々なことが起きた。
曲が途中で止まったりマイクに声が乗らないという音響トラブルや、人の多さとそれによる不安定な電波状況で困難を極める同行者との合流、雷雲発生による一時避難、それによるタイテ後ろ倒し、ライブ中にしっかりと雨が降ってずぶ濡れ、などなど。
そんなトラブルだったりタフな状況もあった一方で、一体感を感じたり心動かされる場面も多く出くわした。
ステージ直前に推しメンが同じ言わば同志のフォロワーさんとその推しメンの名前を叫んだり、ファンであっても無くてもその場に居た人の大多数が知っているであろう往年の有名曲を会場全体となって踊ったり、「曇り空を晴れにしよう!」と意気込んで歌った曲で本当に青空が広がったり、有名なアニメ映画の主題歌のサビで一緒に叫んだり、初見のロックバンドで周りに合わせてヘドバンしたり、会場のみんなでスマホのライト照らして幻想的な雰囲気を作ったり、アンコールで今流行りに流行っている楽曲をやって会場全体で盛り上がったり。その場に居合わせられて良かったと思う場面が数多くあった。
そんな心に残る景色やトラブルだったりタフな状況、これらを全てひっくるめて夏フェスの醍醐味なんだと思う。そんな感じで夏フェスは楽しくて思い出に残るから、めちゃくちゃ暑くて天候が不安定になりがちでも多くの人が会場に足を運ぶのだろう。

何より、そんな素晴らしい「夢のような時間」を普段SNSで仲良くさせてもらっているフォロワーさんたちと一緒に共有できたことが嬉しかった。私は長らくオタク仲間のフォロワーさんとリアルで親しくなれなくて(話しかける勇気が持てなくて)、それがコンプレックスだった。そんな私だったけど、色々あって(その辺の話はまたじっくり書きたい)、ここ1年ぐらいで何人かのフォロワーさんと現場でお会いする機会が増えてきて、今回のロッキンも無事に終始誰かと一緒に楽しむことができた。
みんなが疲れていそうな中でもやたらめったら元気でうるさかったり、大好きな曲のイントロ流れた瞬間にテンション上がり過ぎて肩バンバン叩いたり、突然かけっこしだしたり、各所アイドルフェス参戦で培った地下アイドルのノリを場違いな空間に1人で持ち込んだり、とバカなことばかりした。
正直、こんな奴と一緒に居て疲れるなって感じた方もいらっしゃったと思う(笑)。だけど、私はこの元気さが唯一の取り柄だと思っている。そこを無くしたら私が私で無くなる気がする。だから、こんなバカなアイドルオタクにも優しく接してくれるみなさんには本当に感謝でしかない。
本当にありがとうございます。みなさんのおかげで素晴らしい思い出ができましたし、夢のような時間を過ごすことができました。

人生初参戦のロッキン、本当に本当に本当に最高だった。
大好きな夏。今まで過ごした夏で一番の思い出ができた。
来年もまたロッキンに参戦して、バカなことして(笑)、「過去最高の夏の思い出」を更新し続けたいなあ。

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