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OH!へんろ。親子の88か所巡り(42番札所):一カ山 仏木寺(愛媛県)

わたしが、子どもたちと決めた今回のお遍路ルールは一つだけ。納経所で御朱印をいただくのは子どもたちの役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。

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今日の煩悩:

特別な信心を持っていない私が、神社仏閣に魅かれるのは、そこが長年多くの人に慕われ大切にされてきた場であることが伝わってくるからかもしれません。大切にされていなければ、古い木造の建物や木々が、このような佇まいであるはずがありません。

昔のものは残せていけるけれども、今作ったものは未来に残せるだろうかと考えると、それはなかなか難しそうですね。

学問もそうです。古代から近代までの学者のワークは今も、これからも残るのかもしれませんが、今の研究は、内容は進んでいる?のでしょうが、古典のようには語り継がれないのかもしれませんね。わかりませんが。

小学生の息子が呟きました。「あのさ、将来的には地球上はお墓ばかりになるんだよね」。ああ、大昔の偉人のお墓を見たからか。全員分が残り続けたらそうなるかもね。

父ちゃんは君たちの中に少し残るくらいの想いだけ置いていけばよいと思っています。

御詠歌:

草も木も仏になれる仏木寺 なお頼もしき鬼畜人天

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本尊:

大日如来

創建:

大同2年(807)

真言:

おん あびらうけん ばざらだどばん

歴史:

大同2年のころ、弘法大師はこの地を霊地であると感得し、彫像した大日如来像を本尊として安置し、「一カ山仏木寺」と名づけました。

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所在地:

愛媛県宇和島市三間町則1683

駐車場:

無料


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