ベンゾジアゼピン系の薬の服用について

こんばんは、今日は少し真面目な記事を書こうと思います。
主題の件になるのですが、結構今メンタルがやられてる人は、
飲むか、飲まないか悩む人が多いと思います。

一般的には抗不安薬(精神安定剤などとも)呼ばれます
私も実は服用をしているので、実際どうなのか改めて記載しようかと

まず、抗不安薬はネットで調べると、あからさまにネガティブな情報が出ています。
これは特に何が問題かというと、離脱症状というものに対してのネガティブな情報です。

具体的には、服用すると、辞めようと思っても難しいとか
そういう類のものです。その他にも様々な悪影響があるなどです。

私の結論(個人的な感想)

・そこまで警戒しなくても良い

まず、精神科の薬って一般的にヤバいってイメージが先行してると思うので、そこが問題とは思いますよね。

抗不安薬は、自分であれば以下判断で服用を検討します。

1.何となく落ち込んでいて、寝たら治ってる時→×服用しません


2.鬱っぽい気がするけど、一週間くらい経って、戻ってる時→×服用しません

3.身体症状が出ているとき、例えば何故か動けない、シャワーに入れない、貧血の様な症状が出ているとき→〇服用を検討します

まず、抗不安薬を飲む様なケースは、何となくというレベルではなく、明らかに生活や仕事に影響が出るレベルが1つの判断基準だと思います。

かつ、内科などに行き、主な症状について、他に疾患がないかのチェックが必要です。

例えば、私の場合は、コーヒーを飲み過ぎて、心臓がドキドキして貧血を起こしそうになったのですが、これが一週間経っても全く治らなくて
挙句の果てには、シャワーが何故か浴びれない、インターホンや子供の声でドキドキするなど、生活に支障が出ました。

スーパーに買い物いこうとしたら、失神しそうになるんですよ
実際にはしないんですけど、頭がグラグラグラっとすごく響いてきて
それが収まると、数時間は明らかに脳が変で、自律神経が滅茶苦茶になります。(暑いのに手足が氷の様に冷たくなったり、とんでもない疲れがきたり・・)

このあと、各診療科で検査を受けた上で、何もない→抗不安薬を飲み始めました。

こういう症状の時に、抗不安薬は非常に大きな効果を発揮します。
飲み始めて数週間でかなり改善してくれて、70%くらいは良くなりました。
※仕事も出来ていますし、旅行も出来ています。念のため車は運転していません。

一方自律神経系統の症状は結構厄介で、すぐには治りません。
そのため、抗不安薬も服用期間が長くなります。

また、抗不安薬そのものは治療をしてくれる薬ではなく、イメージでいえば
麻酔に近い感じで、感覚を鈍くしてくれるものなので、薬の効果が切れてくると、元の症状が治っていなければ、結果的に苦しくなります。

ここが離脱症状と言われる1つのポイントになってきます
(もちろんそれ以外の要素も含みますが)

抗不安薬そのものも、効果時間の長短や、効き目の違いがあるわけですが
一般的には、長く効くものが離脱症状が起きにくいといわれています。

私自身メイラックスと呼ばれる長時間のものを服用していました
1mgを毎日ですかね
初期のしんどい時期は、この薬でかなり改善したのは事実です。

ただ全て治るわけではなく、偏頭痛などは定期的に来たり、上述のとおり、麻酔の様なものなので、少し頭がぼーっとする副作用がありました
が、そもそも生活が何故か出来ないレベルのしんどさだったので、それに比べるとだいぶ良いわけです。

減薬は、本当にゆっくりやればいいと思います、正直薬価も安いですし、それほど経済負担もかかりにくいです。

私は2年間で、半分の量で、服用期間も倍(隔日)まで減らすことが出来ています。

もちろん減らすのにあたって、元の症状の具合を見ながらなので、ゆっくり減らしました。あとはその日の仕事のストレスの具合などでも当然変わるのですが、何とかなるものでした。

ということで、今悩まれている方は、ネットの情報を鵜呑みにせず
よく医者と話をすることが大事だと思います。

精神科については、最も大事なのはDrとの相性です。
相性が悪いなと思ったら変えてください。

今体調がすぐれず、悩まれている人の参考になれば

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