話がなかなか伝わらない利用者様への伝え方

体操やレクリエーションをする時に
耳が遠い、目が見えにくい、など
特別な配慮を必要とする利用者様はいませんか?

もちろん認知症が進んでいて
なかなか理解してくれない方もいると思います

今回はそんな
なかなか話が伝わりにくい方々に
どうやったら伝えることが出来るのかを考えていきたいと思います!

動画でも解説中!
https://youtu.be/4hTOXL5TNcI

私が日頃から意識していることは
『目が見えなくても、耳が聞こえなくても伝わる伝え方』です

順番に考えていきましょう!

まず
目が見えない方への伝え方ですが、
「こっち」や「こうやって」などというような伝え方では
目が見えない方にとっては
よくわからない状況になってしまいます

なるべく具体的に
「右手を上げて」や「膝を伸ばして」など
言葉だけで伝わるような言葉選びをしています

意外と注意が必要なのは
手を上げてや足を伸ばしてなど
具体的に見えてわかりにくい言葉です

例えば
「手を上げて」と言った場合
手を顔の横の辺りまで上げても手を挙げていますが
頭の上までしっかりと上げる場合も手を挙げています

このように
手をどこまで上げるのかがわかりにくい言葉も混乱を招き
利用者様を不安にしてしまいます

見えていると真似してもらえることも
見えていないことでそれが出来ずに不安になったり混乱したりする
という可能性があるということも頭に入れておかなくてはなりません

動画でも確認してみてください!
https://youtu.be/4hTOXL5TNcI

次に
耳が聞こえにくい方には
目で見てわかるようにするように意識しています!

リーダーでの指示はなるべくゆっくり大きく行います
ゆっくり行うことで動きについていくことが出来るようになり
おいていかれないという安心感に繋がります

また
大きく体を動かすことによって予測しやすく
わかりやすくなります!

もし
速い動きをしたい場合には
最初はゆっくりと、徐々に動きを早くしていくと
わかりやすくなります!

耳が聞こえにくい方は
周りをキョロキョロ見ながら確認することが多くなります
それだけ不安ということです

リーダーを見ていれば大丈夫という安心感を与えられるような
わかりやすい指示を出せるように心がけましょう!

こちらも参考に!
https://youtu.be/4hTOXL5TNcI

その他にも
同じ意味の言葉をいろいろと言い換えています

例えば
「反対側」や「天井に向けて」「窓側の」「足首の辺りに」
など上下左右以外にも様々な言い回しができると思います

1つの言葉が理解しにくくても
他の言葉で理解できるようになることは多くあります
同じ意味でもいろいろな言い回しで説明することも
なかなか伝わらない時には有効だと思います!

こちらも参考に!
https://youtu.be/4hTOXL5TNcI

このように
話し方をとってもたくさんの工夫が出来ます!

他にもたくさんの工夫の仕方があると思います
ぜひコメントなどで教えてください!


このように
介護施設で使えるコミュニケーション術や自立支援などについて
考えています

コメント欄などで
一緒に考えていき介護についてより深く
さらに一歩先に進められるように出来たらと思います!

また
動画も更新しているので
チャンネル登録も大歓迎です!
https://www.youtube.com/channel/UCl5YyV2jw63Rby-pzNdKVVA?view_as=subscriber


では、今日はこの辺で♪


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